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河瀬直美、なら国際映画祭のポスタービジュアルと新企画を発表

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左から別所哲也、河瀬直美。

左から別所哲也、河瀬直美。

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)となら国際映画祭の共同イベントが、6月5日に東京・アンダーズ スタジオで開催された。

イベントにはなら国際映画祭のエグゼクティブプロデューサーである河瀬直美とSSFF & ASIA代表・別所哲也が登壇。河瀬はなら国際映画祭2018のポスタービジュアル3点を披露し、「子供が映画を撮っている。作って見せて上映する機会がないと、皆さんと出会えない。その原点に戻ろうという意味を込めて作りました。テーマは“古都からコトへ RE:CREATION”」と説明した。

また、なら国際映画祭がベルリン国際映画祭のジェネレーション部門とパートナーシップを結んだことも発表。第1回の企画として“10代から大人まで全世代が楽しめるプログラム”を提供する予定であることがわかった。河瀬は「子供が審査員をやっている部門があると聞き、絶対やりたいと思っていました。子供時代にこそ持っている感性があり、“子供を子供扱いしない”という思いをベルリン国際映画祭側に伝えたら共感してもらえた。子供は作品をきちんと観ているし、ストーリーも理解しています。言語としてうまく説明ができなくても議論をすることはすごく大切」と熱く語り、ベルリン国際映画祭側から「継続すること」をパートナーシップの条件として提示されたことを明かして「責任が増えた」と笑った。

さらに、なら国際映画祭とSSFF & ASIAのコラボレーション企画「シネヴィジョン」の概要も明らかに。「未来に向かうシネマとはなんなんだ」というテーマのもと、次世代のクリエイターのために映画人が語り合う企画になるという。この日は第1弾として河瀬と彼女が監督を務めた「Vision」のプロデューサー、マリアン・スロットの対談が実現。第2弾として、「4ヶ月、3週と2日」「エリザのために」で知られる映画監督クリスティアン・ムンジウと別所の対談が、9月22日に奈良・春日大社で行われることが発表された。なおムンジウは、なら国際映画祭2018のインターナショナルコンペティション部門で審査員長を務める。

なら国際映画祭2018は9月20日から24日まで奈良・奈良県文化会館、ならまちセンター、奈良国立博物館、ホテルサンルート奈良、春日大社ほかで開催される。

※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記

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