「ビューティフル・デイ」リン・ラムジーが来日、「ホアキンも来たがってた」

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本日4月17日、「ビューティフル・デイ」のジャパンプレミアが東京・新宿バルト9にて行われ、監督のリン・ラムジーが登壇した。

「ビューティフル・デイ」ジャパンプレミアの様子。監督のリン・ラムジー。

「ビューティフル・デイ」ジャパンプレミアの様子。監督のリン・ラムジー。

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「ビューティフル・デイ」ポスタービジュアル

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ホアキン・フェニックスが主演を務める本作は、行方不明者の捜索を請け負うスペシャリストで殺しも厭わない男ジョーが、ある政治家の娘ニーナを捜し出してほしいという依頼を受けたことから始まるクライムドラマ。第70回カンヌ国際映画祭では、フェニックスが男優賞、ラムジーが脚本賞を獲得した。上映終了後に登場したラムジーは、本作の各国での反応について「アメージング」と笑顔を見せ「サンダンス映画祭では上映中に足踏みして楽しむ方もいました」と手ごたえを述べる。

リン・ラムジー

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撮影期間が短くハードなスケジュールだったと振り返るラムジーは「でもクランクアップしたら寂しくて、ホアキンやスタッフ皆で『もう1本撮ろう』と言い合いました」と述懐する。また、フェニックスがさまざまなプロモーションに積極的に参加していることに触れ「こういった大作ではない作品を応援してくれるのはとてもうれしいことです。日本に行くと告げたら『僕も行きたい!』と言っていましたよ」と明かし、「もしかしたらサプライズでそこに隠れているかも」とジョークを飛ばした。

観客との質疑応答にて、作品内にスマートフォンなどの現代機器がほとんど出てこないことについて問われたラムジーは「ホアキンと話して決めました」と回答。「作品がよりタイムレスなものになるし、ジョーが厭世的で幽霊のような存在ということを示したかったので、意識的にそうしたんです」とキャラクター作りの裏側を明かした。

続いて、カメラワークについて尋ねられると、ラムジーは「よくあるニューヨークの空撮などは入れていないんです。常にキャラクターと寄り添って撮りかったので、彼らと同じ高さであることにこだわりました」と思いを語った。

「ビューティフル・デイ」は6月1日より新宿バルト9ほか全国でロードショー。

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(c)Why Not Productions, Channel Four Television Corporation, and The British Film Institute 2017. All Rights Reserved. (c) Alison Cohen Rosa / Why Not Productions

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junkTokyo @junktokyo

'You Were Never Really Here'が「ビューティフル・デイ」なんて甘ったるい邦題になったことをどう思っているのかが気になる
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