本作は、女性に愛を奉仕する裏稼業“のみとり”に従事することを命じられたエリート藩士・小林寛之進の苦闘をコミカルにつづる物語。「後妻業の女」の
福本が演じたのは、寛之進が暮らすことになる長屋の住人の娘・おみつ。身を粉にして日々働き、小さい子供たちの面倒も見るしっかり者だ。また、
今回初めて映画の撮影に参加した福本は「阿部さんも斎藤さんもとても優しくしてくださり、素敵で紳士な方々でした。ある日の撮影の後、鶴橋監督に『上手くいったね』と声をかけて頂けたことがものすごく嬉しかったです!」と回想。鶴橋はそんな福本について「一度、演技が始まるとしっかりと長屋の子供達のリーダーになっているのを見たときは、今後女優として間違いなく伸びていくだろうと思いました。時代劇であれ現代劇であれ、期待することがいっぱいある女優ですね」とコメントした。なおYouTubeでは、撮影現場での福本を映したメイキング映像が公開中だ。
「のみとり侍」は5月18日より全国でロードショー。
※「のみとり侍」はR15+指定作品
福本莉子 コメント
初めての映画が時代劇で、撮影所が京都の太秦にある東映撮影所という伝統ある場所。そして阿部寛さんはじめ豪華なキャスト陣に驚きました。京都の太秦での撮影はまるで異国に来たような感じで、太秦に着いたらかつらを被り、着物を着るというルーティーンが今までにない経験だったので毎日とても新鮮でした。おみつは長屋の子供たちの中でも最年長でしっかり者。みんなのお姉ちゃんなので、撮影に入ってまずは子役の子供達との距離を縮めるために積極的に話しかけて仲良くなりました。そして斎藤工さん演じる友之介に恋心を抱いている女の子であることをしっかりと意識して演じました。阿部さんも斎藤さんもとても優しくしてくださり、素敵で紳士な方々でした。
ある日の撮影の後、鶴橋監督に「上手くいったね」と声をかけて頂けたことがものすごく嬉しかったです! 鶴橋組でのこの経験を大事に今後は、お仕事一つ一つを大切にして全力で取り組んでいきたいと思います。「のみとり侍」は若い世代の方も楽しめる時代劇になっていると思うので是非見てください!
鶴橋康夫 コメント
オーディションに来た際には、長屋の子供にしては大きくて綺麗な子だなという印象でした。そこからイマジネーションが膨らみ、おみつは寺子屋の先生である友之介に憧れて、初恋という気持ちが芽生えているという役柄にしました。それを福本さんはただ、その場にいるのではなく、何とか友之介の身の回りのことを手伝いたい気持ちを秘めた様子をうまく演じてくれましたね。撮影現場では、はしゃいでいる子供達の中で一緒にならずに密かに座っている。それでも一度、演技が始まるとしっかりと長屋の子供達のリーダーになっているのを見たときは、今後女優として間違いなく伸びていくだろうと思いました。時代劇であれ現代劇であれ、期待することがいっぱいある女優ですね。
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- 「のみとり侍」公式サイト
- 「のみとり侍」福本莉子メイキング映像
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