知念侑李と中川大志の楽器演奏をマルチアングルで、「坂道のアポロン」特別映像

「坂道のアポロン」より、知念侑李（Hey! Say! JUMP）と中川大志の楽器演奏シーンを含む特別映像が、YouTubeにて公開された。

小玉ユキのマンガを三木孝浩が映画化した本作は、知念演じる都会から長崎・佐世保に引っ越してきた高校生・薫が、クラスメイトとの出会いを通してジャズの魅力に目覚めていくさまを描く青春音楽ラブストーリー。中川が不良だが心優しい千太郎を、小松菜奈が千太郎の幼なじみ・律子を演じた。

本作のために、知念はピアノ、中川はドラムの猛特訓を10カ月にわたり行った。この特別映像は、薫と千太郎が文化祭でセッションするシーンに関連するもの。本編では観ることができないマルチアングル映像として、演奏中の2人の手元や表情がさまざまな方向から捉えられた。手元吹替一切なしに、本人たちの演奏によって撮影が進められていることを改めて確認できる。また映像には、小松が「文化祭シーンは私の中でもすごく特別だった」「ホントの感情が動かされた」と話すインタビュー風景も収められている。

なおこの文化祭シーンにて、多くのエキストラの前で演奏を披露した知念は「（エキストラの方々が）ちゃんと僕たちの演奏にリアクションしてくれて、僕たちもそのリアクションでどんどん気持ちが乗って、本当にいいシーンが撮れたと思いますね」とコメント。繰り返しパフォーマンスを行ったハードな撮影を振り返り、中川は「体はキツかったんですけど、その追い込まれた極限状態でしか出せない、自分の限界の先が出せた気がするので、後悔なく思いっきり出し切れました」と語った。

「坂道のアポロン」は明日3月10日より全国ロードショー。