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知念侑李が「坂道のアポロン」原作者からの手紙に感涙、「ホッとしました!」

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「坂道のアポロン」公開御礼イベントの様子。左から三木孝浩、中川大志、知念侑李、小松菜奈。

「坂道のアポロン」公開御礼イベントの様子。左から三木孝浩、中川大志、知念侑李、小松菜奈。

本日3月19日、「坂道のアポロン」の公開御礼イベントが東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、知念侑李Hey! Say! JUMP)、中川大志小松菜奈、監督を務めた三木孝浩が登壇した。

小玉ユキの同名マンガを実写映画化した本作は、知念演じる都会から長崎・佐世保に引っ越してきた高校生・薫が、クラスメイトとの出会いを通してジャズの魅力に目覚めていくさまを描く青春音楽ラブストーリー。中川は不良だが心優しい千太郎、小松は千太郎の幼なじみの律子を演じた。

周囲から寄せられた反響について、知念はメンバーの山田涼介が劇場で鑑賞したというエピソードを披露した。「電話をくれて10分ぐらい感想を言ってくれました。こんなに電話するのはひさしぶりなんじゃないかってぐらい。次の日とか普通に現場で会うのに、これほど涼介の心に届いたんだなって思うとうれしかったです」と笑顔を見せる。続いて中川が「実は、知念くんと先日観に行ったんです」と明かすと会場から驚きの声が上がる。中川は「文化祭のシーンで、僕の座ってた席の列が少し揺れてたんです。お客さんがノッてくださってるのかなと思いうれしかったですね」と語った。

薫と千太郎の出会いによって物語が動き出す本作にちなみ、「運命を変えた出会いは?」という質問をされた4人。知念が「ありますか? まだ19年しか生きてないのに」と中川をいじると、中川は「撮影中にありました! ロケ地の近所にあるお肉屋さんで人生で初めてとり天を食べたんですが、サクサクでから揚げとも違って」と目を輝かせながらとり天の魅力を力説。三木に「大丈夫!? それ運命の出会い?」とツッコまれた。知念は、ジャニーズ入りのきっかけとなった「嵐と大野くん」、小松は「女優業」と回答。小松は「映画の現場が大好きで自分にとって新しい世界を見せてくれて、自分が成長できて、いろんな役者さんと会ってお話をして、とすごく刺激的なところだと思うんです。また新しい楽しさを知って今は本当に幸せです」と述懐する。三木は「映画監督を目指すきっかけになった大林宣彦監督。今作について大林監督から素敵なコメントをいただき、昔の自分に教えてあげたい」と話した。

ここでサプライズとして、小玉から4人それぞれへの手紙が到着し、読み上げられた。手紙の中で小玉は、小松が演じた律子を「律子がほほ笑めば表情が緩み、律子が涙を流せば一緒に泣いていました」と回想。「実写版の律子にすっかり惚れてしまいました。大好きです」とメッセージを送られた小松は、涙を浮かべて静かにうなずく。知念に対して「主演として、座長として、プレッシャーと闘いながらこの映画を引っ張っていってくださったことに心から感謝します。『坂道のアポロン』という物語を描いてよかった。そして知念さんが薫と出会ってくれて良かった、と心から思います」と賛辞を贈る。知念は涙声で「ありがとうございます……」とつぶやくと、言葉を詰まらせた。会場から「がんばれー!」という声を受けると、涙をぬぐって大きく息を吸い込み、「小玉先生に映画を喜んでもらえたのと、僕でよかったと言ってもらえたのと、何よりホッとしました!」と笑顔を浮かべた。

三木は「本当にがんばってくれたんですよ」とキャスト陣をたたえ、「自分の想像の100倍すごい演奏シーンを撮ることが……」とつぶやくと、感極まったのか「よかったよ! 本当に!」と涙をにじませながら3人に駆け寄って抱き会う一幕も。「現場も本当に楽しくて、自分の人生にこういう時間があったんだということが一生もの。この作品に出会えたことが一生の宝物」と力強く語った。

最後に知念が「お客さんの一生ものの映画になってくれたら。忘れられなくなったら劇場に観に来てくれたらなと思います」と呼びかけ、4人は手をつなぎ大きく礼をしてイベントの幕を閉じた。

「坂道のアポロン」は全国で公開中。

(c)2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 (c)2008 小玉ユキ/小学館

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