山形国際ドキュメンタリー映画祭2017の記者会見が本日9月5日、東京・東京藝術学舎 外苑キャンパスにて開催された。
本映画祭は、山形を拠点に活動したドキュメンタリー監督・小川紳介が発案し、1989年から隔年で実施されているもの。本年度はメインプログラムのインターナショナル・コンペティション部門のほか、アフリカを主題に2000年以降に制作された作品22本を紹介する「アフリカを/から観る」と題された企画、「
イベントには、インターナショナル・コンペティション部門で監督作が上映される
過去作「
審査を行うことに対して七里は「審査員を引き受けること自体身に余ると思っていました。しかし、この映画祭が紹介してきた作品に目を開かされ自分の映画観を構築してきた者として、素晴らしい作品に出会えると信じお引き受けすることにしました」とコメント。またアジア千波万波について塩崎は「荒削りの原石のような作品がそろっていることが特徴。わかりにくいところもあったりはしますが、パワーが強い作品が多い」とその魅力を語る。
「コンペティションは苦手」だと言う原は、本映画祭と関わりの深い小川について「20代の頃は『三里塚』シリーズの新作が公開されることを首を長くして待っていました。自分が映画を作ることになったとき、いかに小川さんを超えるか、小川プロが構築してきたものをいかに引き継ぐかということを私なりに深く考えてきました」と述べ「今回の作品は、まだとば口だけど答えの1つになっていると思います」と自信をのぞかせた。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2017は、10月5日から12日まで山形・山形市中央公民館ほか市内各地で開催される。現在、各種プレイガイドにてチケットが販売中。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2017
2017年10月5日(木)~12日(木)山形県 山形市中央公民館、山形市民会館ほか
前売り料金:1回券 1100円 / 3回券 2700円 /10回券 6500円 / 公式カタログ付きフリーパス 1万1000円
当日料金:1回券 1300円 / シニア1回券 1100円 / 3回券 3200円 / 10回券 9000円 / 公式カタログ付きフリーパス 1万3000円
※高校生以下無料
プログラム
インターナショナル・コンペティション部門
アジア千波万波
日本プログラム
ヤマガタ・ラフカット!
アフリカを/から観る
共振する身体 - フレディ・ムーラー特集
政治と映画:パレスティナ・レバノン70s-80s
ともにある Cinema with Us 2017
やまがたと映画 ほか
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リンク
- 山形国際ドキュメンタリー映画祭2017 公式サイト
- 山形国際ドキュメンタリー映画祭(@yidff_8989) | Twitter
- チケットぴあ
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Yamagata IDFF / 山形国際ドキュメンタリー映画祭 @yidff_8989
東京で記者会見を行いました。コンペ部門から『ニッポン国VS泉南石綿村』原一男監督、『願いと揺らぎ』我妻和樹監督が、そしてコンペ部門の審査員を代表して七里圭さん、アジア千波万波の審査員を代表して塩崎登史子さんが駆け付けてくださいました!https://t.co/GbXSTqkvZ7