ディズニー・アニメーションを実写化した「
実際に舞台やミュージカルで活躍する俳優陣を日本語吹替キャストに迎え、“プレミアム吹替版”として公開される本作。この日は吹替キャスト陣による歌のパフォーマンスがあり、ベル役の昆、野獣役の山崎のほか、岩崎宏美、
ミュージカルさながらのパフォーマンスを約15分にわたって展開し、歌い終えたキャスト陣は皆そろって安堵の表情。山崎が心配そうに「いかがでしたか?」と問うと、会場から大きな拍手が鳴り響く。そして山崎は先日参加してきた本作の英ロンドンプレミアに触れ、「上映中はミュージカルを観ているような雰囲気で。1曲終わるごとに拍手や歓声が起こって、野獣の(ソロナンバーである)『ひそかな夢』のあとは拍手が止まなかった。今日はどうだったんだろう……」と再び不安げに。しかし観客の拍手に笑顔を見せ、「やっぱりお客さんがいるほうが好きだなあ。(アフレコで)画面に向かって歌うのは難しかったけど、今日は楽しかったです」と満足げに話す。
昆は本作の印象的なシーンとして、ベルと父親モーリスの冒頭でのやり取りを挙げた。「オルゴールを修理するモーリスと、彼が何を必要としているかすぐにわかるベル。2人の関係性を描いたこのシーンで、まず“第1涙”です!」と、思わず涙腺がゆるむシーンであることをアピール。ベルと野獣が踊るボールルームのシーンもお気に入りのようで、「カメラがお城の壁までズームするんですが、お城全体が2人を祝福しているのが伝わってくるんです」と述べた。
またル・フウ役の藤井は、本日ひときわ緊張していた模様。ガストン役の吉原とのダンスを振り返り、藤井は「一緒に踊らせていただくとき、顔で『右です』『左です』と教えてくださって、それが本当にカッコよくて! 素敵なガストンだなあと。感動しました!」と感謝を伝える。吉原は山崎が歌った「ひそかな夢」を絶賛し、「野獣の声が少しずつ変わっていって、王子になるのか!?というのが伝わってきた。映画では野獣に感情移入してしまい、切なくなりました」と感想を語った。
「美女と野獣」は4月21日より全国ロードショー。実写キャストにはエマ・ワトソン、ダン・スティーヴンスらが名を連ね、「ドリームガールズ」のビル・コンドンがメガホンを取った。
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