本田翼、山本美月共演作「少女」ソフト化、特別版にはメイキング収めたDVD付属

本田翼と山本美月が共演した「少女」のBlu-ray / DVDが4月5日に発売されることが決定した。

湊かなえのベストセラー小説をもとにした本作は、「人が死ぬ瞬間を見たい」という願望にとらわれた2人の女子高生の夏休みを描くミステリー。主人公の由紀を本田、由紀の親友である敦子を山本が演じ、稲垣吾郎、真剣佑、児嶋一哉（アンジャッシュ）らの名が共演に並ぶ。

Blu-rayとDVDはそれぞれ特別版と通常版が発売され、特別版にはブックレットを封入。さらにメイキングやインタビュー、イベント映像などを収めた特典DVDが付属する。

なお本作のソフト化にあたって、山本は「女性はもちろん、男性の方にも観ていただきたいです。その後にいろんな世代、性別の方とお話をして、いろんな意見を交換していただけたら嬉しいです」と、監督の三島有紀子は「それぞれの罪と罰、そして、赦しを、何度でも抱きしめてやってください。そして、怖い映画かなと想像されてまだ観ていないみなさま、是非この機会にご覧ください」とコメントを寄せた。

山本美月 コメント

湊さんが作り出すミステリー要素はもちろん、その世界観を三島監督が演出することで繊細で儚い少女たちの青春も描かれている作品です。
撮影中はピリッとしたいい緊張感のある雰囲気を作ってくださっていたんですけど、撮影の合間はスタッフさんとの距離も近くてアットホームな現場でした。感情を出すシーンが多かったので、どうしても緊張したり考え込んでしまったりして。そういう時は監督のところに行くと、丁寧に隣で寄り添うように演出してくださったので、すごく助けていただきました。
女性はもちろん、男性の方にも観ていただきたいです。その後にいろんな世代、性別の方とお話をして、いろんな意見を交換していただけたら嬉しいです。

三島有紀子 コメント

夜の綱渡り。
永遠に続くかもしれない闇の中を、光を信じて生きている人がきっといると思います。自分自身もそんな時があります。そんな人を想いながらこの作品を作っていました。
死を考えることは、生を考えること。17歳の女子たちが、「死」を口にしながらヒリヒリとした世界で懸命に生きる姿に、“光＝本当に生きていると思える瞬間”を見つけていただけたら嬉しいです。それぞれの罪と罰、そして、赦しを、何度でも抱きしめてやってください。
そして、怖い映画かなと想像されてまだ観ていないみなさま、是非この機会にご覧ください。