「ドクター・ストレンジ」プレミアにロバート・ダウニー・Jr.がサプライズ登場

マーベル・スタジオ最新作「ドクター・ストレンジ」のワールドプレミアが、アメリカ・ハリウッドのチャイニーズシアターにて現地時間10月20日に開催された。

ベネディクト・カンバーバッチ主演の本作では、不慮の事故で両手に大けがを負った元天才脳外科医のスティーヴン・ストレンジが、壮絶な修行や敵との死闘を経て魔術師ドクター・ストレンジへ生まれ変わっていくさまが描かれる。

上映前のレッドカーペットには、監督のスコット・デリクソン、プロデューサーのケヴィン・ファイギ、多くのマーベルヒーローを生み出してきた作家スタン・リーが参加。さらに闇の魔術を操るカエシリウス役のマッツ・ミケルセンや、ストレンジの師エンシェント・ワン役のティルダ・スウィントン、ストレンジとともに修行に励むウォン役のベネディクト・ウォン、ストレンジの元恋人クリスティーン役のレイチェル・マクアダムスも会場に現れる。そこへマーベル・シネマティック・ユニバースシリーズでブラックパンサーを演じるチャドウィック・ボーズマンがゲストとして到着したほか、アイアンマン役でおなじみのロバート・ダウニー・Jr.がサプライズ登場し、約4000人のファンを驚かせた。

最後にストレンジ役のカンバーバッチが、妻のソフィー・ハンターを連れて姿を現す。彼は「このときをずっと待っていたよ。すごいキャラクターを皆さんに届けることができてすごく興奮している。また、マーベル・シネマティック・ユニバースに私自身が入ることもね。これから、ここにいるみんなと一緒に映画を観られることもうれしいよ」とコメント。また「ドクター・ストレンジは完全無欠のヒーローで、今後の『アベンジャーズ』シリーズに参加するために入ってきたんだ。ほかのキャラクターと共演するのは素晴らしいことだし、待ちきれないよ」と、ストレンジとアベンジャーズの今後の関わりについても言及した。

そんなカンバーバッチとの共演を、ミケルセンは「皆さんご存知のように、彼は素晴らしい役者であり、最高な共演者でもある。戦いのシーンをはじめ共演シーンが多かったから、お互いをケアし合ったり、よりよい作品にするためにたくさん話し合ったんだ」と振り返る。

またデリクソンは、日本のファンへ向けて「日本のみんな、元気!? 『ドクター・ストレンジ』は幻想的なマインドトリップができるアクション映画で、1人の男が自分自身を乗り越える物語なんだ」と作品をアピールした。

「ドクター・ストレンジ」は2017年1月27日より全国ロードショー。

※動画は現在非公開です。