有村架純、「僕だけがいない街」舞台挨拶で藤原竜也に「顔見るだけで笑っちゃう」

本日2月25日、映画「僕だけがいない街」の完成披露試写会が東京・東京国際フォーラムで行われ、キャストの藤原竜也、有村架純、及川光博、鈴木梨央、中川翼、杉本哲太、石田ゆり子、監督の平川雄一朗が登壇した。

本作は、三部けいの同名マンガを原作とするミステリー。時間を遡行する特殊な現象“リバイバル”に巻き込まれた主人公・藤沼悟が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるために奔走する姿を描く。

今回が初共演となった藤原と有村。有村は藤原について「大先輩なので『ちゃんとしなきゃ』と構えていたんですけど、まったく壁を感じなくて。一緒にいてすごく楽しかったです」と述懐。「（藤原の）顔を見るだけで笑っちゃう（笑）。いや、楽しい空気にさせてくれるってことですよ！」と有村が続けると、藤原は「僕は真面目にしゃべってるつもりだったんですけど、架純ちゃんはいつも笑ってて。まあ楽しくやれてよかったんじゃないでしょうか」と笑った。

悟の母・佐知子を演じた石田は「実は母親役ってすごく好きで、女性の持っている感情の中で一番普遍的で美しいものが母性愛だと思うんです」と述べ、「難しい役ではありましたけど、撮影期間はとても幸せでした」と語る。小学生時代の悟の担任・八代学役を務めた及川は、「原作ファンの間で、及川さんの八代役は適役という声が上がっていますが」と司会から聞かれると、「なぜ……？」とこぼし笑いを誘った。

イベントでは悟が時間をさかのぼるという設定にちなみ、藤原と有村の過去の写真を公開。藤原の幼少時の写真が公開されると、悟の小学生時代を演じた中川に似ていると登壇者たちが驚く。司会から「いくつのときの写真ですか？」と問われた藤原は、「幼稚園だと思うんですけど、まったく何も覚えてない。好きな食べ物とか夢とかも一切覚えてない！」となぜか断言。一方中川は、「実際に藤原さんと似てるのかは自分ではわからないですけど、『似てる』って言われるのはうれしいです」とはにかんだ。

続いて有村の幼少時の写真がスクリーンに映し出されると、有村本人は「全然変わってないです。今の自分を見てるみたいですね」と述懐。どんな子供だったのか司会から聞かれると、「外で遊ぶのが好きで、セミ採りに行ったりキャンプに行ったりしてました」と活発だったことを明かした。さらに「この頃に戻るなら何をしたいですか？」と問われ、「そうですね……この髪型を変えたいですね。あとこのポーズも変えたいです」と笑いながら答えた。

映画「僕だけがいない街」は、3月19日より全国でロードショー。