ゆうばり映画祭が開幕！武田梨奈、勝地涼、杉咲花が夕張市民の歓迎受ける

本日2月25日、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016が北海道・夕張市にて開幕した。

新しい才能の発掘や映画を通じた交流の場を提供することを目的に行われており、今回で26回目となる同映画祭。SFやホラー、コメディ、サスペンスなど、ジャンルを問わずバラエティ豊かな作品を上映している。

歓迎セレモニーでは、夕張市民の「おかえりなさい！」の声に迎えられ、オープニング招待作品に選ばれた「エヴェレスト 神々の山嶺」の監督・平山秀幸が登場。そして映画界で活躍する人物をたたえる京楽ピクチャーズ．PRESENTS ニューウェーブアワードの受賞者である勝地涼、杉咲花、土井裕泰が次々と姿を見せ、花道を歩いた。中には、同映画祭の常連で今回スペシャルゲストとして参加した武田梨奈の姿も。

続いてオープニングセレモニーにて、ニューウェーブアワードの表彰式が実施され、受賞者として男優部門の勝地、女優部門の杉咲、クリエイター部門の土井がそろって登壇した。勝地は「これからも自分にしかできないような芝居をしていきたいです」と受賞を喜ぶ。また杉咲は「会場に向かう途中、寒い中市民の皆さんがたくさん待っていてくれてとてもうれしかったです。これを機に、私が関わった作品を観てもらう機会が増えたらと思います」と、土井は「歳はいっているけど伸びしろはあると思うので、これからも新しい波（ニューウェーブ）を起こせるようにがんばりたいと思います！」とそれぞれコメントした。

セレモニー終了後には「エヴェレスト 神々の山嶺」の舞台挨拶がスタート。平山は「映画はヒマラヤで撮影したのですが、夕張はヒマラヤに負けないぐらい寒くて吹雪いていて、吹雪かないと夕張じゃないなという気がします（笑）。この映画をオープニング招待作品に選んでもらって光栄です」とユーモアたっぷりに挨拶する。そして「ちなみにこの映画では、主演の岡田准一さんと阿部寛さんには『構わないでくれ』と言われたので、構いませんでした（笑）。自分のことは自分でして本当に手のかからない俳優さんでした。全カットご本人たちが演じているので楽しんでほしいです」と撮影時の裏話を明かしながら作品の見どころを語った。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016は、2月29日まで北海道・ゆうばりホテルシューパロほかにて開催される。