宮藤官九郎が映画体験語る番組出演、「爆裂都市」「家族ゲーム」などをセレクト

ムービープラスにて2月1日に放送される番組「この映画が観たい」に、宮藤官九郎が出演する。

「この映画が観たい」は、さまざまな分野で活躍する著名人が登場し、自身の映画体験について語るオリジナル番組。監督最新作「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」が完成した宮藤は、「爆裂都市 BURST CITY」「家族ゲーム」「THIS IS ENGLAND」「息もできない」「テネイシャスD～運命のピックをさがせ！」をセレクトし、作品にまつわる自身の思い出を語った。

中学生の頃に繰り返し観ていたという「爆裂都市 BURST CITY」について宮藤は、「冒頭からライブまでのシーンがすごく好きで、そこばかり何度も繰り返し観ました。好きすぎて『少年メリケンサック』に似たようなシーンを入れたりもしました。鬱々とした持て余したエネルギーを、自分の代わりに登場人物たちが発散してくれているような気がして夢中になりました」と話す。また松田優作の大ファンだった姉と一緒に観た「家族ゲーム」に関しては、「当時はみずみずしくてはちきれそうな青春映画が多かった中、こんなうじうじした青春映画があるのかと驚きました」「主人公が住んでいる団地に憧れて、『中学生円山』の舞台にもなりました」と自作への影響を明かした。

さらに周囲の人々にDVDを貸し出して布教活動をしているという「THIS IS ENGLAND」については、「脚本を書いて面白くできる限界を超えている作品です。無名の俳優に自分の言葉でセリフを言わせているからこそ生まれるライブ感がたまらないですね。自分ではこういうものを作りたいと思わないんだけど、観たいと思うのはこういう作品です」と熱弁。そのほかのエピソードは放送で確認しよう。

「この映画が観たい＃29 ～宮藤官九郎のオールタイム・ベスト～」

ムービープラス 2016年2月1日（月）23:00～23:30ほか