映画「
写真家・地引雄一の著書をもとにした同作では、1978年の東京を舞台に、楽曲や録音スタジオ、レコードをすべて自らの手で作り、新しい道を切り開いた若者たちの物語がつづられる。彼らのムーブメントは“東京ロッカーズ”と呼ばれ、メジャーしかなかった世界にインディーズという新しいスタイルを生み出していくのだった。峯田がバンドのカメラマン兼マネージャーとなるユーイチ(モデルは地引)、若葉が東京ロッカーズの中心的バンド・TOKAGEのリーダーでボーカルのモモ(モデルはLIZARDのモモヨ)に扮した。
峯田は「生活が破綻している人がめちゃくちゃかっこいい音楽を鳴らすこともあるんですが、ちゃんとしている人、社会的で周りが見えている人もいないと広がらない」と述べ、「今回の役(=ちゃんとしている側)を演じて、そういう人の協力があって音楽ができているんだなと感じた。周りの人に感謝しています」としみじみ。若葉は田口・宮藤の過去作「アイデン&ティティ」を挙げ、「影響を受けた10代の頃、(仲野)太賀と2人でしゃべったり、弾き語りをしていました。僕と同じように、この『ストリート・キングダム』に影響を受けた俳優さんやスタッフさんと、十何年後とかにまた一緒に映画を作れたら」と語った。
サチ(モデルはZELDAの小嶋さちほ)役の吉岡は劇中の「Do It Yourself(=DIY)」という言葉を引用し、「サチがモモやユーイチと出会って、レコードを聴いてもらえるということを誇りに思っている感情が好きです。ないことを憂うのではなく、自分で作るし、自分で追いかける。映画の一員として、いいキャラをやらせてもらえました」と喜びをあらわにする。間宮は「軋轢」のボーカル&ベース・DEEP(モデルはFRICTIONのレック)を演じたことを「監督から『とにかくかっこよく』と暗示をかけられていて。口数が多い人物ではないので、とにかくライブでの演奏シーンが表現として強度のあるものになっていればいいなと」と振り返る。
また宮藤は原作の半分が写真で構成されていると述べ、「写真から『きっとこうだったに違いない』と物語やセリフを想像して書く必要があって。レックさんがどんなしゃべり方をするかなんて知らないし、どうやって書いていいかわからなかった。トモロヲさんに『これどうやって映画にするんですか?』と聞いたくらいですよ」と苦労を明かす。田口は構想から10年を経た本作の公開に「なんてのろまで呑気だったことかと思いますが、こうやって公開までたどり着けて、皆さんに感謝しかありません」と感慨深げな表情を見せた。
イベントでは「最近、胸が熱くなった体験」をフリップで回答するコーナーも。峯田が「マネージャーに子供が産まれた! 名前は僕が考えました」、若葉が「後輩の自主映画の現場の手伝いに行った」と答える中、「時代の目撃者」と書いた吉岡は「映画の時代を見たことがある人に話を聞くと、皆さんとんでもない熱量で。音楽の歴史の話をこんなに楽しくできるって最高だな!と思っています」と胸がいっぱいの様子を見せる。
そして「解剖室」のボーカル・未知ヲ(モデルはザ・スターリンの遠藤ミチロウ)を演じた仲野は「若葉竜也」と書かれたフリップを見せ、「竜也とは中学時代からよく遊んでおり、家が近くなのでチャリで20分掛けて毎晩家に行くみたいな日々がありました。そこで聴いていたのは銀杏BOYZで」と述懐する。「この映画のオファーをいただいたときは震えるくらいうれしかったのですが『モモ役は誰ですか?』と聞いたら『若葉竜也です』と。こんなことあるんだ?と、あまりに感慨深すぎて……」と語りかけ、やがて感極まっていく。その様子を見た峯田、若葉、吉岡らも思わずもらい泣き。仲野は「竜也が主役として立っていることがあまりに美しくて、いざ本編を観たら『なんて素晴らしい芝居をしているんだ!』と思いました。難しい役を自分のものにして圧倒的に表現している竜也を見て、『かっこいいな』と胸が熱くなりました」と真摯に伝えた。
「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」は全国で公開中。
映画「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」本予告
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