西島秀俊が声の出演、七里圭監督作「眠り姫」がアンコール上映

七里圭の監督作「眠り姫」のアンコール上映が、12月12日から18日まで東京・UPLINKにてレイトショーで行われる。

「眠り姫」の原作は、山本直樹の作品集「夢で逢いましょう」に収録されている同名マンガ。記憶とも妄想ともつかぬ奇妙な夢を見続ける中学校の非常勤講師・青地を主人公に、現代社会に潜む“ぼんやりした不安”を、登場人物の姿を明確に映さず描く。声の出演を務めたのは、つぐみ、西島秀俊、山本浩司。

13日には、リマスターされた本作の“音”だけを暗闇の中で80分間聴くイベント「闇の中の眠り姫」が開催される。上演中は映像をまったく映写せず場内を完全な暗闇にするため、途中入場が不可となるのでご注意を。なお上演後には、七里の連続講座「映画以内、映画以後、映画辺境」の特別編、「耳から聞こえる映像はアニメーション？」を開催。七里、東京工業大学リベラルアーツセンター准教授の伊藤亜紗、アニメーション研究・評論家の土居伸彰がトークを行う。

眠り姫

2015年12月12日（土）～18日（金）
開映 20:50
料金：当日券 1300円 / 学生・シニア 1100円 UPLINK会員 1000円
※特別興行のためパスポート会員使用不可、サービスデー適応外

闇の中の眠り姫

2015年12月13日（日）
開場 18:00 / 開演 18:15 ※受付開始時刻は17:00
料金：2000円
＜登壇者＞
七里圭 / 伊藤亜紗 / 土居伸彰