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高野苺のコミックを原作とした「orange-オレンジ-」は、主人公の女子高生・高宮菜穂が、未来の自分からの手紙を頼りに同級生の成瀬翔を事故死から救おうとする物語を描く。
16歳の菜穂へ26歳の自分から手紙が届くというストーリーになぞらえ10代・20代の女性が招待されたこの試写会は、「orange-オレンジ-」をこたつに入りながら鑑賞しようというもの。会場には部屋着姿の女性約150名が集まり、計57台ものこたつが用意された。
上映前の舞台挨拶には、土屋と山崎も部屋着姿で登場。会場に並べられた大量のこたつやその上に置かれたみかんを見て、山崎は「異様ですね!」と唖然。「ここまでたくさんあると宇宙基地みたい」とはしゃぐ土屋は、「今日は翔の家に来た気分であったまりましょう!」と観客を盛り上げる。さらに初号で本作を鑑賞し号泣してしまったという山崎が「(こたつの上に)ティッシュが置いてあると思うので、もし涙が垂れてしまったらそれでサッと拭いてください。もし出なくても、みかん汁を目に飛ばしてもらえたら」とはにかむと、客席から「かわいいー!」という声が飛ぶ。
続いて2人もステージ上のこたつの中へ入り、10代・20代女性の価値観について事前に行ったアンケートの結果を紹介することに。「友人と同じ人を好きになってしまったらどうするか?」という質問に10代の多くが「あきらめずアピールし続ける」と答えたのに対し、20代は「あきらめて応援する」「何もせずチャンスを待つ」という回答の割合が増加。この結果を見て「まあ、人によるよね……?」というゆるいトークを交わす2人だったが、自身の答えを聞かれた山崎は「あきらめずアピールし続ける、ですかね。あきらめはしないかな」と即答する。土屋は「あきらめて応援する」と答えつつも、悩んだ結果「でもその女の子がもし男の子とのゴタゴタがある感じの子だったら、好きな人に『女の子はもっとたくさんいるから……ほかを見てみてはどうですか?』って忠告をしたいです」と真剣に答えた。
さらに10代に聞く「やっておきたいこと」と、20代に聞く「やっておけばよかったこと」の答えには、どちらにも「制服デート」の文字が。これには2人とも賛同の様子で、土屋は「制服でテーマパークとかも行ってみたかった!」と残念がり、山崎も「なにこの、『制服デート』っていう言葉の響き……。いいね」とじっくり噛みしめる。そして会場に現役高校生の観客がいることを知ると、2人は「私たちの夢を(実現させて)!」「後悔しないように!」と訴えかけた。
最後に山崎はファンに向けて「本当に心温まる映画ですし、こんな状況で観ることはなかなかないと思うので、楽しんでください(笑)。ティッシュもあるから!」とコメント。土屋は「観る人の心があったまってほしいという願いを込めてみんなで演じました。人によって心に響く場面が違うと思いますが、優しい涙を感じていただける映画になっておりますので、ぜひ楽しんで観てください」と挨拶した。
「orange」は12月12日より全国ロードショー。
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リンク
- 映画「orange-オレンジ-」公式サイト
- 高野苺「orange」特設サイト | 双葉社アクションコミックス
- 「orange-オレンジ-」予告編 主題歌バージョン
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