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安田顕、主演作「俳優 亀岡拓次」撮影中の振る舞いをハイテンションで謝罪

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「俳優 亀岡拓次」公開記念特別試写会にて、左から横浜聡子、安田顕、麻生久美子。

「俳優 亀岡拓次」公開記念特別試写会にて、左から横浜聡子、安田顕、麻生久美子。

本日11月30日、「俳優 亀岡拓次」公開記念特別試写会が東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われ、キャストの安田顕麻生久美子、監督の横浜聡子が登壇した。

戌井昭人の同名小説をベースにした本作は、「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜が6年ぶりに放つ監督最新作。脇役メインの俳優を生業とする37歳の独身男・亀岡拓次の恋と人生をコミカルに描く。欲がなく朴訥な男、亀岡を演じた安田は「私自身は欲の塊ですからね」とジョークを飛ばしつつ、撮影期間を「短かったですが濃密な時間でした」と振り返った。

横浜いわく「亀岡は演出しづらい役だった」とのことで、安田も監督の欲求に応えられないジレンマから「完全にぶーたれてました。くしゃみは『ぶわっくしょい!』とか、監督の指示がわからなくなってきて……」と迷いを抱えながら撮影に臨んでいたことを明かす。しかし完成した作品を恐る恐る観て、「『おもしれえ!!』と。監督の世界観や色に圧倒されました。是非たくさんの人に観てもらいたいと思いましたし、監督に対して失礼だったなと。監督、どうも失礼いたしました!」と感想や謝罪を早口でまくしたてる安田に会場からは爆笑が。横浜はそんな安田に圧倒されながらも「主演の方がここまで喜んでくださるのは初めてです」とホッとした表情を見せる。

終始しゃべり倒す安田の隣に立つ麻生は、笑いをこらえながら「現場では寡黙な方だなあと思っていたのですが」と本音を漏らし、「こんなに明るく話される方なんだとびっくりしました」と目を丸くしていた。また横浜は「作品を観たら、どの画面でもヤスケンさんが違っていて。その日のヤスケンさんの気持ちがちゃんと正直に映っているので、そこが『亀岡だなあ』と思いました」と、劇中でさまざまな役を演じる亀岡と安田の姿を重ね合わせる。

続いて、明日から12月ということで、登壇者たちはクリスマスにまつわるエピソードを披露することに。安田が、高校生のときに当時好意を寄せていた女の子を映画に誘ったところ玉砕した思い出を語って悲壮感をただよわせていると、最後にサプライズ演出が。12月8日で42歳を迎える安田のためにバースデーケーキが用意され、会場一体となって安田の誕生日を祝う。安田は驚きながらも満面の笑みで「1年の中で自分が主役だと思える日は誕生日。そんな日を“脇役だけど主役”という映画とともに祝ってもらえて、ダブルでうれしいです」と喜びを伝え、自分の顔がデザインされたケーキを麻生や横浜とフォークで突いた。

「俳優 亀岡拓次」は1月30日より全国ロードショー。

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