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李相日の新作「怒り」渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すずら出演

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「フラガール」「悪人」で知られる李相日の最新作「怒り」に渡辺謙森山未來松山ケンイチ綾野剛妻夫木聡宮崎あおい広瀬すずらが出演することがわかった。

吉田修一の同名小説をもとにした「怒り」は、ある殺人事件の容疑者として浮上した3人の男たちを中心とした群像劇。彼らを取り巻く人々が、信用と疑惑の間に揺れる様子を描く。

千葉、東京、沖縄を舞台に展開していく本作。「許されざる者」以来2度目の李組への参加となる渡辺は、千葉の漁港で働き、娘の交際相手を信用できず苦悩する男・槙洋平を演じる。槙の娘・愛子役には宮崎、愛子の恋人・田代哲也役には松山が起用された。渡辺は本作について「人を信じるという事がこんなにも難しく脆いものなのかという、今回もハードな話です。心してかかっていきたいと思っています。お手やわらかに。無理だと思いますけど」と語った。

妻夫木と綾野がメインキャストを務める東京編では、大手広告代理店の社員・藤田優馬と、彼と偶然出会い同居することになる謎の男・直人の物語が紡がれる。優馬役の妻夫木は「原作を読み、心を鷲掴みにされ、心から優馬という役を演じたいと思いました。この想いは『悪人』以来です」と、直人役の綾野は「『信じる』『疑う』という怒りの狭間の中で、ただただ、李監督、各部署、共演者を信じ、彼を生きさせて頂きます」とコメントした。

沖縄編に出演するのは、広瀬と森山、オーディションで選ばれた佐久本宝。広瀬扮する少女・泉が引っ越し先の沖縄で離島を散策中に、サバイバル生活をしている田中に出会うというストーリーだ。田中役の森山は「理解しようなどというおごりは持たず、ただ静かに隣に寄り添いながら、不器用な『怒り』を一緒に昇華させていければ、なぁんてことを今は考えています」と心境を述べた。

そのほか刑事役にピエール瀧三浦貴大、直人と親しい女性・薫役に高畑充希、優馬の母役に原日出子、千葉の港町に暮らす女性・明日香役に池脇千鶴が起用されたことが明らかになった。「怒り」は8月8日から撮影が開始され、10月中旬にクランクアップを迎える。全国公開は2016年秋を予定している。

渡辺謙 コメント

再び、李相日監督と仕事させていただくことになりました。
人を信じるという事がこんなにも難しく脆いものなのかという、今回もハードな話です。
心してかかっていきたいと思っています。お手やわらかに。無理だと思いますけど。

森山未來 コメント

やがて血が通わなくなり感覚を失い、それでもまだ、心身に行き渡る痛点をいらいらと刺激し続ける、そんな痛み。形は違えど、劇中の全ての登場人物がそんな感覚を等しく抱いているのではないでしょうか。
理解しようなどというおごりは持たず、ただ静かに隣に寄り添いながら、不器用な「怒り」を一緒に昇華させていければ、なぁんてことを今は考えています。

松山ケンイチ コメント

田代という役は自分とはかけ離れた役で正直どう演じればいいのか見えてきませんが、監督と共演者の皆さんとじっくり田代の怒りを見つけていければとおもっています。

綾野剛 コメント

触れたら壊れてしまいそうなほどの繊細な心たちを受け止め受け入れられるのか、
最後まで、立ち続けられるのか、不安ではありますが、「信じる」「疑う」という怒りの狭間の中で、ただただ、李監督、各部署、共演者を信じ、彼を生きさせて頂きます。

広瀬すず コメント

原作を読んで初めて自分から「この役やりたい」と思い、オーディションに臨んだ作品でした。この作品に参加させて頂けることが決まって、李監督のもと「泉」を演じられることを幸せに思います。スタートに立つ前からたくさん悩んでますが、一生懸命頑張ります。

佐久本宝 コメント

今回オーディションで選ばれ、このような環境で演技をするのは初めてで、今はとても緊張しています。原作の中でも大切な役割を持っている人物なので、この役をしっかり受け止め、監督やスタッフの方々と辰哉という役を作っていきたいと思います。初めての環境で慣れない事も多い中、サポートして下さる周りの方々に感謝の気持ちを持ちつつ、演じる事に集中していきたいです。

ピエール瀧 コメント

「うわわー! スゲー名前の人ばかりじゃん!」
日本を代表するキャストの皆さんがズラリと参加するこの『怒り』という作品に自分の名前も加えていただく事に戸惑い&感謝です。楽しみます!

三浦貴大 コメント

今作で、北見役を演じさせていただくことになりました。
李監督の作品に何度か出演させていただきましたが、監督の現場はいつも刺激的で、役者として吸収できることが多くあるので、また参加することができて大変嬉しいです。いくつかの視点から物語が進んでいく今作ですが、私は1年間ひとつの事件を追い続けている警察からの視点です。警察組織として、そして若い刑事であるがゆえの、責任や焦り、怒りを表現していければと思います。

高畑充希 コメント

李監督の映画に関われることを、とても幸せに思います。
今回の映画は複雑なジグソーパズルのように色んなストーリーが絡み合っていて、出演者というより観客の一人として、全貌が見える瞬間に既にワクワクしてしまっています。
小さな小さなピースの一つになって、作品を盛り上げられたら嬉しいです。
撮影頑張ります。

原日出子 コメント

台本 原作共に読ませて頂き 私の中にも ふつふつと湧き上がる 「怒り」を覚えました。生きること 死ぬこと…世の中の不条理。それでも生きていかなければならない生命と 死んでいかなければならない生命。その両方に触れ 自分自身に問いかける…そんな作品です。役作りは 自分の弱さとの闘いでした。撮影は あっという間でしたが 李監督と再びご一緒出来て嬉しかったです。久々に手応えを感じる仕事が出来たと思っています。

池脇千鶴 コメント

なんとも胸の奥がざわつく作品に出会えました。出演するのはわずかですが、台本とスタッフと自分を信じて精一杯出来ることをしようと思います。立ち会えないシーンがほとんどなので、どんな映画になるのか今から観るのが楽しみです。

宮崎あおい コメント

愛子という、今までに出会ったことのない役を頂きました。
李監督の現場はハードだと聞いていますが、素晴らしいスタッフ、役者の方たちとお芝居ができる時間を楽しみたいと思います。

妻夫木聡 コメント

原作を読み、心を鷲掴みにされ、心から優馬という役を演じたいと思いました。
この想いは『悪人』以来です。そして、その役を演じることの奇跡。この奇跡を真実に
変えるべく、全身全霊尽くしたいと思います。信じることの難しさがテーマになったこの作品。
最後まで皆さんと一緒にこの作品を信じていけたらと願います。

李相日監督 コメント

「本気で何かを伝えたい。本気で何かに怒っている──」でも、その感情を容易に他人に見せることは出来ません。バカにされるのが恐いから。そうして、本気が目に見えなくなるほど、人を信じる事は難しく、疑う事は簡単になってしまいます。この作品は、人を信じるため、何より自分自身を信じるための力になれるよう、取り組みたいと思います。

吉田修一 コメント

生きている限り、みんな何かと戦っている。それぞれの戦いに大小はなく、
もちろん優劣もない。誰もが自分の戦いを必死に戦い、自分の人生を精一杯生きている。そんな人間たちの姿を「怒り」で描きたかった。
誰もが主人公であるこの物語が、今回これ以上ないスタッフ・キャストで映画化となる。「期待」という言葉では到底足りない思いで傑作の完成を待っています。

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