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山本薩夫、今井正、新藤兼人らの軌跡たどる、独立プロを題材にした記録映画

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「薩チャン正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~」 (c)独立プロ名画保存会

「薩チャン正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~」 (c)独立プロ名画保存会

日本映画の歴史に大きな功績を残した独立プロダクションの監督やスタッフらの軌跡をたどる「薩チャン正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~」が公開される。

この作品は、「真空地帯」「白い巨塔」の監督“薩チャン”こと山本薩夫や、「どっこい生きてる」「武士道残酷物語」の監督“正チャン”こと今井正を中心に、1950年代から1960年代にかけて大手映画会社の外側で制作を行ってきた独立プロダクションの映画人たちに迫る記録映画。山本や今井のほかに、制作当時タブー視されていた題材を果敢に取り上げた「原爆の子」の新藤兼人、戦前から市井の人々に寄り添うドキュメンタリーを手がけてきた亀井文夫、草創期のテレビドラマにも関わった家城巳代治など戦後の映画界で異彩を放った監督たちを取り上げていく。

YouTubeにて公開された予告編には、山本や今井らが手がけた映画のワンシーンや資料映像、写真などが挿入され、彼らが活動した戦後初期の雰囲気を伝える。また山田洋次降旗康男香川京子ら映画人たちが当時を振り返るインタビューも。

「薩チャン正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~」は、8月29日より東京・K’s cinemaほかにて全国順次公開される。

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