日本初の全編4Kドキュメンタリー「うみやまあひだ」が東京公開

ドキュメンタリー「うみやまあひだ-伊勢神宮の森から響くメッセージ-」の東京公開が決定した。

本作は、女優、ミュージシャンの写真集から広告、雑誌、インターネットまで幅広く第一線で活躍し続ける写真家、宮澤正明が初監督したドキュメンタリー映画。伊勢神宮で行われる儀式「式年遷宮」や各地の深山幽谷を映像に収め、映画監督の北野武、建築家の隈研吾ら各界の第一人者たちにインタビューを敢行、“うみ”と“やま”と“ひと”の在り方に迫る。

制作にあたって宮澤は日本で初めて4Kでの全編撮影を敢行、日本の自然界の美と迫力を余すところなく高画質で切り取ることに成功している。また音楽監督を立川直樹が務め、テーマ曲は和楽器演奏集団「AUN Jクラシック・オーケストラ」が担当した。

「うみやまあひだ」は、4月24日にグランドオープンする109シネマズ二子玉川で公開される。なおオープン前の22日と23日には本作にまつわるゲストを招いての特別プレミア、24日には公開初日を記念したスペシャルゲストの登壇も予定されている。

「うみやまあひだ-伊勢神宮の森から響くメッセージ-」著名人コメント

阿川佐和子（作家）

終わってからも涙が止まらなかった。不安にかられる私のような日本人がこれから何をすべきかを、森を抜けるそよ風のような優しさに包んで教えてくれる映画です。

野口健（アルピニスト）

百年後を見越して森を作ってきた日本。この映画は、日本のDNAってすごいってことを感じさせてくれる。

乙武洋匡（作家）

うみやま「あひだ」──はじめは河川のことを指しているのだと思っていたが、おそらくは違う。海と山のあいだに位置するわれわれ人間が、自然に対してどう向き合っていくのか。そのことをタイトルで問うているのだと感じた。