劇場アニメ「
20世紀初頭のフランス・パリを舞台とする同作は、異国の地で夢を追いかける2人の少女を描く本作。画家を夢見るフジコに當真、武家に生まれながらバレエに憧れる千鶴に嵐が声を当て、フジコの叔父・若林忠を松也、若林の飲み仲間・エンゾを角田、フジコが住むアパルトマンの住人・ジャンヌを名塚が演じた。
當真は公開を迎えた感想を「ようやくお届けできる日が来たなと、とてもうれしい気持ちです。初日はドキドキしながら、観た方に何を感じてもらえるんだろうかと考えながら過ごしていました」と吐露。反響について聞かれると「フジコたちが立ち止まってしまうシーンに『共感できる、勇気をもらえる』と感想をいただいています」と笑顔を見せる。一方で谷口も公開を喜びつつ「自分の作品に関してはエゴサーチは一切しないんです。一喜一憂していたら身がもたないですから……」と語った。
「印象に残ったセリフや場面」に話が及ぶと、嵐は千鶴の「エッフェル塔みたいに背が高いのもいいな」という言葉を挙げ「千鶴は高身長がコンプレックスでしたが、バレエと出会うと武器に変わる。千鶴がどんどん成長していくきっかけになるような、思いが込もったセリフです」と言葉を紡ぐ。松也は、フジコに対して“これからの日本”を長く語るシーンをセレクト。「まだ海外で活躍するのが難しい時代に、先見の明を持って積極的に取り組んでいく姿には勇気をもらえたし、こういう人がいたから僕たちがいるのかなと思えました」と振り返る。
「エンゾはガサツなダメ男」と切り出す角田は「『でもいつか踏ん張らなきゃ“逃げ続け”だぞ。わかるか若者よ』というセリフがすごく好き。かっこいいですよね」とコメント。アニメ声優を担うのが初だったそうで、「根本的な話ですが、口の動きに合わせるのがとにかく大変でした。僕はもう老眼なので(笑)、台本は近付けると見えますが、映像は目を細めないとダメ。下だけ見るための老眼鏡が初めて役に立ちましたよ!」と苦労を明かす。谷口はそんな彼を見やり「コントは演劇の一形態ですから、役柄や立ち回りを把握する素地は十分にあるわけです。ただマイクに声がちゃんと乗るかどうかが気になっていて。声の芝居は母音・子音がはっきりしていないと何を言っているのかがわからなくなるんですよ。でも角田さんの映像を事前に確認して『問題ないだろうな』と思いました」と話した。
イベントの中盤には、苦しい場面でも夢を追いかける少女の物語に絡め、「落ち込んだときに支えてくれる存在」を登壇者が回答。「すっぱいもの&寝る!」と書いた嵐は「酸っぱいものを食べるとスッキリします。お酢をそのまま飲んだり、冷麺とかにかけたり……。りんご酢もあまり割らずに飲んじゃう」と恥じらいつつ答える。それを聞いた松也は「友」と書かれたフリップを見せるも「僕も冷麺は酢をぶっかけるタイプですね。友と一緒に食べて語らうことでストレスがなくなります」と嵐に被せ、「家族」と回答する名塚も「私も酢が好き。『家族』と書いて『酢』と読みます」と続いて笑いを誘う。
「20世紀初頭のパリにタイムスリップしたら?」にトークが移ると、當真は「オペラ座でバレエを観たいです」と、嵐は「画家のピカソ様に、私をモデルにして描いてほしい。現代に戻ったとき、オークションで高値の取引をされていたらいいな(笑)」と想像をめぐらせる。幼少期にバレエとバイオリンの経験があるという名塚は「小さい頃は習い事としてやっているとサボっちゃうときもありましたが、大人になると『続けていたらよかったな』と感じることもたくさんあって。また一から習いたいなと思います」と伝えた。
最後に當真は「個性的なキャラが皆さんに勇気を与えてくれます。日常の些細な出来事を大切にしたいと思える作品です。気負わず、ゆったりと楽しんでください。パリの美しい街並みも、ぜひ楽しんでいただけたら」と挨拶し、イベントの幕を引いた。
「パリに咲くエトワール」は全国で公開中。
劇場アニメ「パリに咲くエトワール」長尺予告
當真あみの映画作品
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【イベントレポート】當真あみ「パリに咲くエトワール」をゆったり楽しんで、老眼の角田晃広はアフレコに苦労 https://t.co/ztIqnV5W5r