第79回毎日映画コンクールの贈呈式が本日2月13日に東京・めぐろパーシモンホールで行われ、「
長野県に位置する町が舞台の「悪は存在しない」では、つつましく暮らす父娘の家の近くで、芸能事務所によるグランピング場の建設計画が浮上することから物語が展開していく。同プロジェクトは町の水源に悪影響を及ぼすもので、その余波が2人の生活にも迫る様子が描かれた。第80回ヴェネツィア国際映画祭では銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した。
濱口は「このような評価をいただけたことを励みにしていきたい」と心境を伝え、「音楽が映画全体を先導してくれました」と石橋英子の音楽賞選出を喜ぶ。さらに「未熟でへっぽこな脚本が観られる(クオリティの)映画になったのは、キャストの素晴らしい演技、スタッフの確かな仕事のおかげだと思います」と同作に携わった人々に感謝した。
映画ナタリーでは、贈呈式の模様を引き続きレポートする。
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【贈呈式レポート】「悪は存在しない」濱口竜介が毎日映画コン脚本賞、スタッフ・キャストに感謝
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