映画芸術が2024年のベスト&ワースト発表、ベスト1は井浦新の主演作「青春ジャック」

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季刊誌・映画芸術が毎年恒例の「日本映画ベストテン&ワーストテン」を発表。2024年は井上淳一が監督し、井浦新が主演を務めた映画「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」がベストテンの1位に選ばれた。

映画芸術 2025年2月号

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映画芸術は脚本家として知られる荒井晴彦が編集長を務める映画批評誌。選者には映画評論家、映画監督、脚本家、プロデューサー、劇場スタッフ、一般の会社員まで幅広く名を連ねている。2023年はベストテンの1位に荒井が監督、綾野剛が主演を務めた映画「花腐し」が選出された。

「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」は、若松孝二が代表を務めていた若松プロダクションの黎明期を描いた「止められるか、俺たちを」の続編。愛知・名古屋のミニシアターを舞台に、映画と映画館に吸い寄せられた若者たちの群像劇が展開される。前作に続いて井浦が若松を演じたほか、東出昌大芋生悠杉田雷麟もキャストに名を連ねた。

ワースト10では、一家殺人事件の容疑者の逃走劇が展開された藤井道人の監督作「正体」が1位に。ベスト&ワーストともに10位までのランキングは下記の通りで、選者などの詳細は1月30日発売の最新号に掲載される。

映画芸術 2024年日本映画ベストテン&ワーストテン

ベストテン

1位「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」(監督:井上淳一)
2位「夜明けのすべて」(監督:三宅唱
2位「ぼくのお日さま」(監督:奥山大史
4位「悪は存在しない」(監督:濱口竜介
5位「Cloud クラウド」(監督:黒沢清
6位「SUPER HAPPY FOREVER」(監督:五十嵐耕平
7位「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(監督:呉美保
8位「違国日記」(監督:瀬田なつき
9位「つゆのあとさき」(監督:山嵜晋平
10位「ゴールド・ボーイ」(監督:金子修介

※「夜明けのすべて」「ぼくのお日さま」は同率2位

ワーストテン

1位「正体」(監督:藤井道人)
2位「ミッシング」(監督:吉田恵輔
3位「ナミビアの砂漠」(監督:山中瑶子
4位「海の沈黙」(監督:若松節朗
5位「湖の女たち」(監督:大森立嗣
6位「碁盤斬り」(監督:白石和彌
7位「スオミの話をしよう」(監督:三谷幸喜
8位「あんのこと」(監督:入江悠
8位「十一人の賊軍」(監督:白石和彌)
8位「ルート29」(監督:森井勇佑

※「あんのこと」「十一人の賊軍」「ルート29」は同率8位

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じゅぺ @silverlinings63

ことしも荒井晴彦の老害芸の季節か。 https://t.co/xoHYkMIEn5

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