ラルク、NHK五輪テーマ熱唱「感動を倍増できれば」
2010年1月13日 17:16 1
収録前にはメンバー4人が取材に応じ、楽曲制作時の話やオリンピックへの思いを語った。「BLESS」の作詞・作曲を手がけたhydeは、曲に込めた思いを尋ねられ「幼いころから一生懸命追ってきた夢の舞台に立つのは、とても感動的なことだと思います。その様子をいろいろな人から見届けられるというのはなかなかないので、そういう感動的な雰囲気を歌詞にできればと考えて作りました」と語る。また、オリンピックのテーマソングということで「スポーツを意識して、当初考えていたよりも『風』を感じられるようにテンポをちょっと早くしました」と、制作時のエピソードを明かした。
hydeが作った楽曲の第一印象を尋ねられたkenは「hydeもこういうあったかい曲を書くんだな、と。どんな曲を書いてくるかわからないんで、オリンピックということもあって速い曲かと思ってました。『ああよかった、こういう側面もあって』って安心しました(笑)」とコメント。それに対してhydeが「まあ一応、普通の人間なんで(笑)」と返す一幕もあった。
また、オリンピック放送のテーマソングという依頼を受けての感想について、tetsuyaは「お題をいただいて、そこに向かってアイディアを絞り出していくという楽しみがありました。演奏する上では、バラードなんだけどオリンピックを意識して、ドライブ感のあるロックなベースになるよう見えないところでがんばりました(笑)」と語る。アレンジについて話が及ぶと、yukihiroは「フィギュアスケートで盤面にできるラインのような、なだらかで美しいノリができるように考えながら演奏しました」と自身の思いを語り、tetsuyaも「この曲に選手のみなさんが活躍する映像が重なるのは非常に光栄なので、感動を倍増できる名曲に仕上がれば、と思ってレコーディングに臨みました」と語った。
最後にオリンピック放送での注目競技を尋ねられると、hydeは女子スピードスケート代表選手に15歳で選ばれた高木美帆選手の名前を挙げ、「かなり温かい目で見たいと思います。夢に向かう長い道のりを『BLESS』で歌ったのに、夢叶うの早くね?とも思いますけど(笑)」と話した。なお、本日収録された映像は、NHKバンクーバーオリンピック関連番組等での放送が予定されている。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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