「middle & mellow」シリーズ、第3弾は土岐麻子

2009年3月10日 21:20 1 音楽ナタリー編集部

コンピレーションCDシリーズ「middle & mellow」の最新作として、土岐麻子のベストセレクション「middle & mellow of Asako Toki」が4月14日にリリースされることが決定した。

土岐麻子とは？

1976年東京生まれ。1997年にCymbalsのリードボーカルとして、インディーズから2枚のミニアルバムを発表する。1999年にはメジャーデビューを果たし、数々の名作を生み出すも、2004年1月のライブをもってバンドは惜しまれつつ解散。同年2月には実父にして日本屈指のサックス奏者・土岐英史との共同プロデュースで初のソロアルバム「STANDARDS ～土岐麻子ジャズを歌う～」をリリースし、ソロ活動をスタートさせた。2011年12月に初のオールタイムベストアルバム「BEST! 2004-2011」を発表し、ソロデビュー10周年を迎えた2014年11月に「STANDARDS」最新作となる「STANDARDS in a sentimental mood ～土岐麻子ジャズを歌う～」を発売。2015年7月には、コンセプトプロデューサーとしてジェーン・スーを迎え、2年ぶりとなるオリジナルアルバム「Bittersweet」をリリースした。2019年10月にソロ通算10作目となるオリジナルフルアルバム「PASSION BLUE」を発表。2021年2月17日にカバーアルバム「HOME TOWN ～Cover Songs～」、11月24日にはオリジナルアルバム「Twilight」をリリース。2022年1月からワンマンツアー「TOKI ASAKO LIVE 2022 "Morning Twilight"」を開催した。

土岐麻子にとって初のベストアルバムとなる「middle & mellow of Asako Toki」（写真はアルバムジャケット）。［拡大］

「middle & mellow」は雑誌「BARFOUT!」の兄弟誌「STEPPIN' OUT!」から生まれたコンピシリーズ。邦楽アーティストの特集としては、これまでにクレイジーケンバンド、古内東子がフィーチャーされているが、これに続く第3弾アーティストには土岐麻子が抜擢された。

アルバム収録曲は、LD&K Recordsから発表されたソロデビュー初期の作品から、現在所属するrhythm zoneよりリリースされた最近の楽曲まで、レーベルの垣根を越えたセレクト。山下達郎「土曜日の恋人」、ケツメイシ「夏の思い出」、松田聖子「小麦色のマーメイド」、シュガー・ベイブ「Down Town」などのカバー作品を含む13曲が収められる。“middle”で“mellow”な選曲が新たな価値観を生み出す、聴きごたえのある1枚だ。

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「middle & mellow of Asako Toki」収録曲

01. ブルー・バード
02. 土曜日の恋人（オリジナル：山下達郎）
03. 夏の思い出（オリジナル：ケツメイシ）
04. ファンタジア
05. モンスターを飼い馴らせ
06. Sunday Morning（オリジナル：Maroon5）
07. Let the sunlight in
08. Break out（オリジナル：Swing Out Sister）
09. 小麦色のマーメイド（オリジナル：松田聖子）
10. PLAY OUR LOVE'S THEME（オリジナル：Barry White）
11. smilin'
12. HOO-OON
13. Down Town（オリジナル：シュガー・ベイブ）

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