想い出波止場の初期4作品が高音質CDでついに復刻

山本精一と津山篤を中心としたユニット、想い出波止場の初期4作品がデジパック仕様の高音質HQCDで12月5日に復刻されることになった。

写真は1990年発売のデビュー作「大音楽」。ちなみにジャケットデザインはすべて山本精一自身が手がけている。

写真は1990年発売のデビュー作「大音楽」。ちなみにジャケットデザインはすべて山本精一自身が手がけている。

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今回復刻されるのは、1990年に発表されたデビュー作「大音楽」、今年2月発売の「STUDIO VOICE」誌の特集「オルタナティブロック100選」でゆらゆら帝国「空洞です」に次いで2位に輝いた「水中JOE」、山本精一のもっともわけのわからない部分が集結したポップでジャンクな「ブラックハワイ」、アメリカのレーベルから発売され、あっという間に市場から姿を消した山塚アイ参加アルバム「Mantako」の4枚。「Mantako」は今回が初の国内盤リリースとなる。

多数のバンドやユニットに参加する山本精一にとって、特にルーツ的なユニットである想い出波止場。初期作品はいずれも現在入手困難となっているだけに、今回の復刻は改めて若いリスナーに彼の才能をアピールする機会となりそうだ。

また、山本精一のコラムや書き下ろし小説、イラスト、写真などをまとめた彼の著作「ギンガ」が強力増ページで1月に再刊されることも決定。こちらも期待しておこう。

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