ホリプロとエイベックスが共催する男性ボーカルオーディション「第47回ホリプロタレントスカウトキャラバン『Horipro Vocal Scout Caravan』」で選ばれた5名によって、新グループ・unløckが結成された。応募総数4224名の長期間に及ぶオーディションを経て、デビューメンバーの座を射止めたのは髙橋理央、kiichi、小林真央哉、岩坪優真、黒澤洵太の5名。彼らは4月1日、+WHAXレーベルからメジャーデビューする(参照:ホリプロ×エイベックスのオーディションから男性ボーカルユニット「unløck」デビュー決定、決勝大会をレポート)。
そんなunløckにとって初となるファンイベント「unløck : the first contact」が、2025年12月29日に東京・タワーレコード渋谷店5Fイベントスペースにて行われた。年の瀬も押し迫った師走の渋谷には、これまでインターネット上の動画配信サービスや投票システムなどを通じて彼らを応援してきたアーリーアダプターたちが集結。画面を介さずに直接メンバーとコミュニケーションが取れる、ファンにとってはまたとない貴重な機会となった。
本特集ではファンイベントより、MCによる質疑応答やQ&Aコーナーなどを通じてメンバーのパーソナリティや関係性が垣間見えたトークショーの模様を紹介する。
司会 / 垣花正取材・文 / ナカニシキュウ撮影(イベント写真) / 浅香郁絵
髙橋理央(タカハシ リオ)
- 出身地
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北海道
- 生年月日
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2008年2月21日(17歳)
- 憧れのアーティスト
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EXILE SHOKICHI、BIG Naughty、林和希(DOBERMAN INFINITY)、G-DRAGON(BIGBANG)、マーティン(CORTIS)
- 自身の歌唱 / パフォーマンスの強み
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低音ボイス、早口ラップ、1人ひとりに目で伝えること
- 特技
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レモン早食い
- 2026年の抱負
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unløckとして:1つひとつのステージを大切にパフォーマンスし、1人でも多くの人にunløckを知ってもらい、unløckにしかない音楽を届け続けること。
個人として:協調性を持ってグループと向き合い、成長を重ねながら、unløckに絶対必要な存在としての髙橋理央を確立していく。
kiichi(キイチ)
- 出身地
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福岡県
- 生年月日
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2004年9月4日(21歳)
- 憧れのアーティスト
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Taka(ONE OK ROCK)
- 自身の歌唱 / パフォーマンスの強み
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ひずんでる声
- 特技
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書道
- 2026年の抱負
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unløckとして:ライブを何より大切にし、小さなライブハウスから世界へ。そして音楽で生きるライブを続けていきたい。
個人として:圧倒的なボーカル力をもっと磨く。
小林真央哉(コバヤシ マオヤ)
- 出身地
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愛知県
- 生年月日
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2010年5月26日(15歳)
- 憧れのアーティスト
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ジャスティン・ビーバー
- 自身の歌唱 / パフォーマンスの強み
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笑顔
- 特技
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メンバーモノマネ(岩坪、kiichi)
- 2026年の抱負
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unløckとして:このグループとの出会いをきっかけに、誰かの毎日に眠る“Smile”をアンロックする。
個人として:遅刻しないようにまず山手線の駅を覚える。
岩坪優真(イワツボ ユウマ)
- 出身地
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福岡県
- 生年月日
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2002年7月3日(23歳)
- 憧れのアーティスト
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常田大希(King Gnu、MILLENNIUM PARADE)
- 自身の歌唱 / パフォーマンスの強み
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低いラップと高いヘッドボイス
- 特技
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人の服を覚えるのが得意
- 2026年の抱負
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unløckとして:1年目からグループ・各メンバーともに認知していただけるよう、ライブでも生の歌をより多くの人に届けたい。
個人として:たくさんの人に知ってもらって自分たちの曲でライブをすること。
黒澤洵太(クロサワ シュンタ)
- 出身地
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宮城県
- 生年月日
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2008年6月22日(17歳)
- 憧れのアーティスト
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米津玄師
- 自身の歌唱 / パフォーマンスの強み
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優しい声色
- 特技
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ビートボックス
- 2026年の抱負
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unløckとして:個々の未完成さみたいなものを武器にして、聴く人に強く寄り添える音楽をメンバー全員が主役として作り続けるグループになる。
個人として:日々感謝を忘れずに、自分に会ってくれたすべての人間をファンにさせられるように何事にも一生懸命取り組む。
定刻を迎え、MCの呼び込みによってステージに姿を現したunløckの5人は、目の前に集まったファンの姿を感慨深げな表情で見渡しながら、フロアからの歓迎の拍手や「デビューおめでとう!」の声などにやや緊張気味の笑顔で応える。壇上に用意されたハイチェアに並んで腰を下ろしたあとも、客席からの熱烈な反応に対してkiichiが思わず「ひやー!」と個性的な感嘆詞を漏らすなど、ファンとの直接対面を果たした喜びを新鮮なリアクションで表現。その後ステージでは、次のような和気あいあいとしたクロストークが朗らかに応酬した。
一人称が「わし」なんですけど
──デビュー決定からちょうど1週間が経ちました。現在の心境はいかがですか?
髙橋理央 この1週間でデビューへ向けた準備も始まっていて、今日のようなステージにも立たせていただいて、だんだん実感が湧いてきています。
kiichi あっという間の1週間でした。この間にいろんな貴重な体験もさせてもらっていたので、めちゃくちゃ実感が湧いてます。
小林真央哉 ステージに立つ機会が増えてきて、だんだん慣れてきてはいるんですけど、まだぎこちないというか。これからがんばっていきます。
岩坪優真 今日は画面の中から出てきて皆さんとお会いできて、本当にうれしいです。
黒澤洵太 ホリボカ(「Horipro Vocal Scout Caravan」)ではすごく応援していただいて、いろんな人に支えられました。今日はその感謝の気持ちを伝えられるように一生懸命がんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
──unløckの皆さんはこれからボーカルユニットとして活動していくわけですが、最初に歌やダンスに目覚めたきっかけ、目標にしているアーティストなどがいたら教えてください。
髙橋 EXILE SHOKICHIさんの野外ライブを観て、ボーカルやダンスをやろうと思ったのが自分のルーツです。グループとして今一番憧れているのは、CORTISさんやBOYNEXTDOORさんですね。作詞や作曲などマルチに活躍できるメンバーがそろっているグループなので、僕たちもいつかそうなりたいなと思っています。
kiichi 自分は、ONE OK ROCKのTakaさんを観て「学校を辞めて歌い始めよう」と決めました。Takaさんを超えられるようなアーティストになりたいです。
小林 僕はけっこういろんなアーティストが好きなんですけど、最初に好きになったのはジャスティン・ビーバーさん。やっぱりあの声質とか、周りの目を気にせず独自のアーティスト性を貫いているところが輝いてるなって。そういうところを見習って、僕らも5人で羽ばたけるようにがんばりたいです。
岩坪 僕はもう、圧倒的にKing Gnuさんが大好きで。ダンスを始めてからずっと洋楽ばかり聴いてきたんですけど、ホリボカを受けるにあたって日本語の音楽にもハマりたいなと思って、いろんな人のライブ映像やミュージックビデオを観たんです。その中で、King Gnuさんの曲には何度も泣かされました。
黒澤 自分は小2で米津玄師さんの「LOSER」に出会って、音楽が大好きになって……すみません、普段一人称が「わし」なんですけど、今から「わし」でいいですか?
──(笑)。洵太くん、今いくつだっけ?
黒澤 高2です。
──高2で一人称が「わし」の子なんているんだ(笑)。
黒澤 小5から「わし」なんです。それまではずっと「僕」だったんですけど、小5くらいってみんなカッコつけ始めて「俺」になっていく時期じゃないですか。その時期に、みんなと違うのがいいなと思って。逆張りっすね。
──せっかくなので、ほかのみんなの一人称も聞いてみましょうか。
岩坪 普通に「俺」って言いますよ。
kiichi 自分も「俺」っす。
小林 変わったこと言いたいけど、まあ「俺」ですよね。
髙橋 一人称がこじれてるのは洵太だけです(笑)。ただ、洵太と一緒にいすぎて最近は僕にも「わし」がうつってきました。
黒澤 マネしてくるんですよ。
髙橋 マネではない! うつっただけ。
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メンバーそれぞれがお互いのボーカルに抱く印象



