沖樹莉亜のデビューアルバム「エ・ダ・ジュリア」が本日9月5日にリリースされた。
2003年に鈴木えみとともに音楽ユニット・ジュエミリアを結成した沖樹莉亜。ジュエミリアはt.A.T.u.のヒット曲「ALL THE THINGS SHE SAID」の日本語カバーなどで話題になったが、沖はユニットの活動を停止させて2004年に単身ブラジルに留学し、ポルトガル語をマスターした。
帰国後、モデルとしてさまざまなファッション誌やテレビCMなどで活躍していた彼女は、留学中に魅了されたショーロ、サンバ、ボサノヴァ、MPBなどのブラジル音楽の制作も始め、プライベートで親交のあるakikoをプロデューサーに迎えてこの作品を完成させた。
今回のアルバムで彼女は過去から現在までのブラジル音楽を日本というフィルターを通して表現。国内のクリエイターがオリジナルトラックを書き下ろし、オーセンティックなアレンジやクラブ仕様のサウンドを多彩な音楽性で構築している。
収録曲はショーロの名曲「Tico Tico no Fuba」、ジョアン・ジルベルトの「Aguas de Marco(三月の水)」、映画「黒いオルフェ」の主題歌「Manha De Carnaval(カーニバルの朝)」、マリーザ・モンチの名曲「Amor I Love You」などのカバーを含む11曲。既にブラジルとポルトガルのiTunes Storeにて先行配信され好評を博しており、日本でもブラジル音楽のファンを中心に話題を呼ぶことになりそうだ。
また来日していたセルジオ・メンデスがこの音源を聴いてその内容を絶賛したとのこと。詳細はまだ未定だが、彼が準備しているコラボレーション企画に沖が参加することも決定した。彼女の今後の展開にも注目しておこう。
沖樹莉亜「エ・ダ・ジュリア」収録曲
01. 男と女
02. ラピスラズリの空
03. Amor I Love You
04. 女の子の憂鬱
05. Meu Coracao
06. Aguas de Marco
07. Tico Tico no Fuba
08. Poema
09. 小さな世界
10. Seu Lugar
11. Manha De Carnaval
■沖 樹莉亜(Julia Oki) - ティコ・ティコ・ノ・フバ(Tico-Tico no Fubá)
■沖 樹莉亜(Julia Oki) - 男と女(Un homme et une femme)
リンク
- 沖 樹莉亜 オフィシャルウェブサイト
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音楽ナタリー @natalie_mu
セルジオ・メンデス絶賛、元ジュエミリア沖樹莉亜デビュー http://t.co/6SReHouW