NHK Eテレで新番組「ティーンズプロジェクト フレ☆フレ」が明日4月6日(金)よりスタートする。
「ティーンズプロジェクト フレ☆フレ」は「一人の夢が、みんなの夢に」をコンセプトとする番組。大きな夢や目標に挑む10代の「チャレンジャー」のもとをさまざまな著名人が「応援団長」として訪れ、彼らの抱える魅力や課題を伝え、番組オフィシャルサイトを通じて視聴者からの応援コメントおよび「応援団員」になってくれる人を募集する。この「募集編」を経て、数カ月後に「挑戦編」がオンエアされる。
初回放送は、ロンドンオリンピック出場を目指す女子高生ボクサーを俳優のケインコスギが応援する内容。その後、高校生レーサー×福島和可菜、ご当地アイドル×白鳥久美子、閉校する中学校の生徒会長×
本日4月5日には番組についての記者発表会が行われた。会見冒頭で明日の初回放送分を視聴した後、番組のナレーションを担当する
質疑応答に移り、報道陣から、番組コンセプトにあわせて平野自身が10代の頃の「応援団長」は誰だったか問われると、「すごく友人に恵まれていて。私は学生の頃から芸能活動をさせていただいていて、学業をおろそかにしているつもりはなかったんですけど、周りの友人がノートを見せてくれたり協力してくれました」とコメント。今でも学生時代の友人とは仲が良いと言い、「あの頃から変わらずがんばっていてすごいねって言ってくれる」「周りの親友が応援団長」と笑顔で答えた。
そして10代の自分に向け、今の自分から応援メッセージを送るとしたら、という質問に平野は「余裕がすごくなくて何に関しても一生懸命だったんで『そんなにがんばりすぎなくていいよ』って言ってあげたいですね」と振り返りつつ、「今の私を作っているのは10代の自分、今までの自分なので、『がんばってくれてありがとう』とも言いたいです」と語った。
またプロデューサーは、より多くの10代に観てもらうための施策として、画面にTwitterのハッシュタグや番組オフィシャルサイトのURL、チャレンジャーの夢など、たくさんの情報をテキストで表示するようにしていると回答。これは今の子供たちがパソコンなどで一度に大量の情報に触れることが日常化していることを鑑みた結果と言い、「さらに情報がわかりやすく、ちょっとポップに見えるように工夫しています」と話した。また1月に、初回放送の「募集編」として放送したパイロット版の反響は「『応援団員になりたい』と、連絡先の住所などを含めて登録してくれたのは40件弱」と発表した。
そして平野綾を起用した理由について訊かれると「ご本人を前に恐縮ですが(笑)」と笑いつつ、「10代の子たちに観てほしいということから比較的年齢が近くて“お姉さん的立場”になれる人」とコメント。また、平野が名古屋出身だということもポイントが高かったとのことだ。平野のナレーションについては、「番組に登場する10代の子たちはどうしてもしゃべりに慣れてなかったりするが、そこに平野さんのナレーションが入ることで、放送内容に明るさ、あたたかさを加えていただける」と絶賛した。
「ティーンズプロジェクト フレ☆フレ」はNHK Eテレで毎週金曜18:55~19:25に放送。毎週土曜12:00~12:30には再放送が行われる。
ティーンズプロジェクト フレ☆フレ
NHK Eテレ 毎週金曜18:55~19:25
NHK Eテレ 毎週土曜12:00~12:30(再放送)
リンク
- NHK ティーンズプロジェクト フレフレ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
平野綾NHK Eテレ新番組で「お姉さん的存在になれたら」 http://t.co/W32TlZ1U