志磨遼平、新バンドで早くも初ライブ決行

志磨遼平（ex. 毛皮のマリーズ）が、本日1月1日に東京・高円寺U.F.O.CLUBのステージに登場し、バンド解散後初のライブパフォーマンスを行った。

志磨は、U.F.O.CLUBで行われていたオールナイトのニューイヤーカウントダウンイベントにシークレットで登場。2012年を迎えた直後のステージにふらりと現れ、長身の若いギタリスト、髪で顔が隠れたドラマーを従えた3人編成のバンドで演奏を開始した。この日の志磨は黒いベースを弾きつつボーカルを担当した。

ざわつくフロアに向けて彼らがまず演奏したのはなんと「禁じられた遊び」のアバンギャルドなカバーチューン。その他、THE ROLLING STONES「THE SINGER NOT THE SONG」やフランキー・ヴァリのカバーを立て続けにプレイし、新曲と思われるジャズ調のナンバーも含めた計4曲を披露した。また、MCでは「ドレスコーズです」と名乗っていたことから、早くも新バンド結成か、とファンの間で注目が集まっている。現時点では彼らの今後の活動については不明だが、志磨が毛皮のマリーズ解散からわずか10分で始動した新たなバンドは大きな話題を呼ぶことになりそうだ。

なお毛皮のマリーズは、昨年12月25日にオフィシャルサイトにてメンバー4人の音声メッセージとクリスマスソングを公開し、12月5日の日本武道館公演のあとスタジオでレコーディングを実施したことと、某所にて極秘ライブを行ったことを明かしている。志磨によれば、そうしてまとめた作品群は「いつか皆さんのもとに届くであろうと思います。そう遠くないうちに」とのこと。毛皮のマリーズのオフィシャルサイトは2011年12月31日をもって消滅している。