怒髪天「響都ノ宴」初日に新作“独り身Xmasソング”披露

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怒髪天の自主企画イベント「響都ノ宴」3DAYSが、昨日10月1日に京都・磔磔で開幕。初日公演「酒とロック」ではゲストにSAKEROCKを迎え、対バンライブを行った。

観客を煽る増子兄ィ(写真中央)。

観客を煽る増子兄ィ(写真中央)。

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興奮して上半身裸になったハマケン(写真右から2人目)。

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「響都ノ宴」は、2008年からスタートした恒例のイベント。今年は怒髪天の坂詰克彦(Dr)による噛みまくった開幕宣言がオープニングを飾った。開幕宣言を経てステージに登場したのはSAKEROCKの4人。星野源(G)が「サケ史上、最高にのんびりした楽曲を」と口にし、まずは「進化」からライブが始まった。

続いて浜野謙太(Trombone)の鳴らすゆるやかな音が味わい深い「老夫婦」や、ペンギンプルペイルパイルズの舞台で使用され好評を得た切ない名曲「今の私」などを披露。途中、伊藤大地(Dr)のバスドラムに穴が開いてしまうトラブルに見舞われたが、怒髪天・坂詰のバスドラムを借りてライブを続行するという、対バンライブならではのほほえましい一幕もあった。

そしてハマケンによる名物“サンプラー押し語り”が見物のラブソング「京都」、ファンの間でも人気の高い「生活」を披露してステージは終了。ファンキーかつハッピーなライブを見せてくれたSAKEROCKに、観客からあたたかい拍手が贈られた。

続いてメインアクト・怒髪天の出番となった。ライブは開始直後からフルスロットルとばかりに、「オトナノススメ」や「労働CALLING」など近作のアッパーチューンを連発。会場の空気は一気に熱を帯びていった。

さらにこの日のライブでは、11月24日にニューシングル「Merry X'mas Mr.Lonelyman」をリリースすることを発表。続けてタイトル曲を初披露し、フロアを興奮の渦に巻き込んだ。クリスマスソングらしからぬ増子直純(Vo)の力強いシャウトと上原子友康(G)の強烈なギターソロ、清水泰而(B)の力強いベースラインに、踊りまくるオーディエンス。その様子には「もはや最終日のテンション!」と増子兄ィも思わず笑ってしまうほどだった。

そしてラストソングとして「美学」を演奏。3DAYSの初日とは思えないほど、全力でパフォーマンスする怒髪天の4人に惜しみない拍手が送られ、イベント1日目は熱狂のうちに終了した。

怒髪天自主イベント「響都ノ宴」初日「酒とロック」@京都磔磔
セットリスト

SAKEROCK

01. 進化
02. 老夫婦
03. 穴を掘る
04. 慰安旅行
05. Mho
06. 菌
07. エイト・メロディーズ
08. 今の私
09. 京都
10. 生活

怒髪天

01. オトナノススメ
02. ヤケっぱち数え歌
03. 労働CALLING
04. 全人類肯定曲
05. 宿六小唄 ~ダメ男に捧ぐ~
06. 我が逃走
07. Merry X'mas Mr.Lonelyman
08. アフター5ジャングル
09. ドンマイ・ビート
10. 酒燃料爆進曲
11. セバ・ナ・セバーナ
12. 美学

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