瀧川ありさ、新曲は「物語」新シリーズのED曲

瀧川ありさのニューシングル「さよならのゆくえ」が11月18日にリリースされる。

「さよならのゆくえ」は瀧川3枚目のシングル。表題曲は10月から放送される、西尾維新原作のテレビアニメ「終物語」のエンディングテーマに採用されている。この楽曲について彼女は「永遠の時間の中で、永遠なんて一つもないわたしたち。忘れないように、または忘れても生きていけるように、この曲を歌います」とコメントしている。

シングルはアニメ盤と通常盤の2形態で発売され、アニメ盤には表題曲のミュージックビデオが収録されたDVDが付属する。さらに「終物語」スタッフによる描き下ろしイラストがあしらわれたスリーブケース仕様となる。なおアニプレックスのYouTube公式チャンネルでは「終物語」のプロモーション映像を公開中。この映像の中で「さよならのゆくえ」の一部を試聴できる。

また瀧川は11月23日に東京・TSUTAYA O-nestでキャリア初のワンマンライブを開催。チケットは9月26日から一般販売される。

瀧川ありさ コメント

永遠の時間の中で、永遠なんて一つもないわたしたち。もらったもの、あげたもの、失くしたもの、捨てたもの。何もしなくてもただただ遠ざかっていくあの日々。

下駄箱でローファーを床に落とす音、チャイムと同時に騒がしくなる教室、体育館の軋む音、屋上のトランペット、どこからともなく聴こえるピアノの音、彼らの笑い声。

自分が自分をまだ知らなかった時、手を引っ張られるだけで、名前を呼ばれるだけで生きている気がした。

西日が射し込む廊下で、曲がり角に消えていったあの子はどこかで大人になっている。

忘れないように、または忘れても生きていけるように、この曲を歌います。