UNISON SQUARE GARDEN、マイケル・ベイ作テレビドラマに日本版ED曲提供

UNISON SQUARE GARDENが、BSフジで放送される海外ドラマ「ザ・ラストシップ」の日本語吹き替え版エンディングテーマに、書き下ろしの新曲「パンデミックサドンデス」を提供。本日9月4日に東京都内で行われた記者会見に斎藤宏介（Vo, G）が登壇し、この曲について語った。

「ザ・ラストシップ」は映画「トランスフォーマー」シリーズや「アルマゲドン」などを監督したマイケル・ベイが製作総指揮を務めたテレビドラマ。謎の伝染病の蔓延により、絶滅の危機に瀕した人類を救う役目を担ったアメリカ海軍駆逐艦乗組員たちの戦いを描く。

「パンデミックサドンデス」は田淵智也（B）が作詞作曲したナンバー。斎藤は日本語吹き替え版の声優陣とともに会見に登壇し、この曲について「オファーを受けたときは率直にうれしかったです。自分にとって嫌なこと、嫌いなことに振り回されて自分が自分でなくなってしまう脅威を描きました」と語り、「ドラマを実際に3話まで観て作った曲です。ドラマのスケールの大きさや余韻を、バンドの持っている疾走感で増幅できれば」と曲に込めた願いを明かした。

また、斎藤はドラマについて「続きがすごく気になってるんですけど……（会見会場の）裏で声優の皆さんがその続きを、例えば誰が死ぬとか話していたので耳をふさいで（笑）。初対面だったのに『やめてください！』ってお願いしました」と語り、声優陣や報道陣の笑いを誘った。さらに人類滅亡のピンチを描いたドラマの内容にちなみ「皆さんが生きてきた中でピンチだった出来事は？」という質問が寄せられると、斎藤はある夏フェスに出演した際、本番直前に鼻血が出始めたというエピソードを明かし「結局ね、『止まれ！ 止まれ！』って思ってたら止まったんです。人間ってすごいですね」と人体の不思議さをアピールしていた。

「ザ・ラストシップ」の初回放送は10月12日（月・祝）。現在のところ「パンデミックサドンデス」のリリースは未定なので、まずはオンエアでチェックしてみよう。