TPD、熱狂の初ツアー最後にZeppツアー発表

東京パフォーマンスドールが昨日8月29日に東京・TSUTAYA O-EASTにて単独ツアー「東京パフォーマンスドール LIVE TOUR 2014夏～DANCE SUMMIT"1×0"ver1.0～」の千秋楽公演を開催した。

愛知、東京、大阪と巡ってきたTPD初の単独ツアー。追加公演として再びTSUTAYA O-EASTに舞い戻ってきたメンバーは、ツアーを経てより成長し磨きをかけたパフォーマンスを序盤からオーディエンスに見せつけていく。またプロジェクションマッピングやLEDスクリーン、レーザーなどの舞台演出とメンバーのパフォーマンスがシンクロし、次々と変化していくステージにファンは魅了されていった。

オープニングの「ダイヤモンドは傷つかない」から「OVERNIGHT SUCCESS」まで、まずは4曲を歌い上げたメンバーは衣装チェンジして再びステージに登場。音と光の演出にあわせて全員で息の合ったダンスを披露したあとは、続けざまに9曲連続のノンストップライブに突入する。「RUBY CHASE」では小林晏夕の力強い歌声にオーディエンスは熱狂し、ブラックライトを使ったダンスパフォーマンスを経て、上西星来と脇あかりによる「千夜一夜」、神宮沙紀と飯田桜子による「おちゃめなジュリエット」などおなじみとなったユニット曲が次々と披露されていった。そしてノンストップライブのラストには彼女たちの姉妹ユニットであるTPD DASH!!が登場し「ビバ！ケ・セラ・セラ」を元気に歌い上げ、大歓声に包まれた。

TPD DASH!!のキュートなパフォーマンスに続いて、黄色のレインコートに身を包み動物のパペットを持ったメンバーが現れ「THE Perfect Day」を歌唱。さらに衣装チェンジしたあと、メンバーは「キスは少年を浪費する」や「夢を」「東京ハッカーズ・ナイトグルーヴ」を経てデビューシングル「BRAND NEW STORY」を熱唱する。ライブ本編はそのままMCなしで終了した。

ファンからの“TPDコール”を受けて再びステージに舞い戻ってきたメンバーは「WE ARE TPD!!」で1人ずつキレのあるダンスを披露し、ファンとの一体感のあるおなじみのナンバー「WEEKEND PARADISE」を投下する。フロアを大いに揺らしたメンバーは、ここでこの日初めてのMCタイムに突入し感謝の言葉を述べていく。リーダーの高嶋菜七は「今日、TPDのライブに来てくれてありがとうございます！ これからもTPDはもっともっと皆さんをびっくりさせるくらいがんばっていくので、一緒に夢を追いかけましょう！」と述べ、そのままラストナンバー「DREAMIN'」を歌唱。歌い終えたメンバーはステージから退場し、Tシャツ姿になって三たび戻ってくると高嶋から今後のTPDの予定が発表される。

まずは「東京パフォーマンスドール ZEPP TOUR 2014秋 ～DANCE SUMMIT”1×0”ver2.0～」と銘打たれた秋ツアーの開催を告知。11月1日の大阪・Zepp Nambaを皮切りに愛知、福岡、東京の4カ所のZeppを巡るツアーであることが明かされるとファンからは大歓声が沸き起こった。メジャーデビューよりわずか4カ月半での4都市を巡るZeppツアーは日本人ガールズグループでは史上最速とのこと。さらにツアーファイナルとなる11月26日の東京・Zepp DiverCity TOKYOでの公演当日に、2ndシングル「DREAM TRIGGER」をリリースすることがあわせて発表された。

最後にメンバー全員から感謝の言葉が述べられる。「私はファンの皆さんと一緒に楽しんでライブを作るのが大好きです！」（小林）、「ワンマンツアーが無事に終了して本当にうれしいです。次のツアーももっともっと気合い入れます！」（橘二葉）、「人前に立つのが苦手でしたが今では人前に立つのが大好きになりました。皆さんのことが大好きです」（飯田桜子）、「2回目のワンマンでは私の地元・福岡でも初めてパフォーマンスするので家族やファンの皆さん、友達にいいものが見せられるようがんばります！」（浜崎香帆）、「このツアーを見ていない人たちが悔しがるくらい大きなグループになりたいです！」（高嶋）、「自分の誕生日にライブができたことがうれしいです。今日までにやってきたことを1つずつ胸に刻んでこれからもがんばっていきたいです」（上西）、「群馬県で普通に無難に生きてきて、こうやって素敵なステージに立たせていただいて私は幸せ者です。今までで一番熱くて楽しいライブでした！」（神宮）、「Zeppツアーはもっと熱量のあるライブを届けたい。見てくれる人が幸せになれるようなライブを見せていきたいです！」（櫻井紗季）、「言いたいことは……最高でした！ 次のライブではこれ以上のものを見せるのでまた会いましょう！」（脇）と全員がコメントしたあとは、高嶋から「TPDは何事も精一杯全力でやりきるをモットーにがんばっていきたいと思います。目の前にあるハードルを越えていって皆さんと一緒に夢を叶えていきたいです。これからも応援をよろしくお願いいたします！」と締めの言葉が語られ、ツアーファイナルは大団円を迎えた。