Negicco×Especia、仲良しツーマン恵比寿で幕

NegiccoとEspeciaが昨日8月26日に東京・LIQUIDROOM ebisuにて合同ツアー「9 girls!」のファイナル公演を実施した。

このツアーでNegiccoとEspeciaはそれぞれの地元である新潟、大阪を巡り、東京・LIQUIDROOM ebisuにて最終公演を実施。コラボユニット「Negipecia」のオリジナルナンバーも披露され、会場に集まった両者のファンを約2時間にわたって楽しませた。

長谷泰宏（ユメトコスメ）によるオープニングDJが終了し、開演時刻ちょうどになると先攻のEspeciaが登場。「くるかな」で華やかにライブの口火を切ると、そのまま「Midas Touch」「アバンチュールは銀色に」「きらめきシーサイド」と4曲連続でパフォーマンスして、会場の空気を温めた。

MCでEspeciaは今年6月に行われたバンド編成でのワンマンライブの模様がDVD作品としてリリースされることを発表。このDVDには23曲が収められ、フォトブック付きで販売される。さらに彼女たちは10月より行われる全国ツアーのファイナル公演を12月14日に東京・TSUTAYA O-EASTにて行うことも明かした。なお彼女たちはこのライブにフルバンドセットで挑むとのこと。ファンにとってうれしい報告を済ませたEspeciaはNegipecia名義のナンバー「水着・浴衣・花火・背伸び」でライブを再開させ、「ナイトライダー」や「ミッドナイトConfusion」といったアーバンなトラックでフロアを揺らしていく。最後は華やかな映像とともに「No1 Sweeper」を届け、ステージをあとにした。

続いて登場したNegiccoはEspeciaも歌った「水着・浴衣・花火・背伸び」でライブをスタートさせた。自己紹介を兼ねたMCでは、KaedeがTwitterにのめり込みすぎた“ツイ廃”と自ら認め、場内はなんとも言えないムードに。しかし再びパフォーマンスに戻ると一転、観客も一緒になってダンスするナンバー「僕らはともだち」「圧倒的なスタイル」を披露してフロアの一体感を高めた。

ヒップホップ風のトラックで歌う「相思相愛」でピースフルな空気を作り上げたNegiccoは、ハイテンポな「さよならMusic」や「ときめきのヘッドライナー」でラストスパートをかける。そして最後は「トリプル！WONDERLAND」で締めくくり出番を終えた。

アンコールではまずNegipeciaの「Girl's Life」のビデオクリップおよびジャケット撮影のオフショットムービーが上映された。老舗ホテル「サンハトヤ」の宴会場でNao☆が乾杯の音頭をとる様子や、スタッフも交えて行われたカラオケ大会の模様などがスクリーンに映し出され、会場はほっこりとしたムードに包まれる。映像が終わるとツアーTシャツに着替えたNegipeciaメンバー9人が揃ってステージに現れ、Especiaの「ミッドナイトConfusion」をパフォーマンス。続けて最後の歌詞を「じゃあ“ネギペシ”にしてね」に変えたNegicco「アイドルばかり聴かないで」のスペシャルバージョンを届け、両者のファンを喜ばせた。

9人はNegipecia仕様の自己紹介を済ませ、1から9までの点呼を取り終えると、Especiaのリーダー冨永悠香がNegiccoリーダーNao☆に耳打ちをする。「えー！」と驚きの声をあげたNao☆は、冨永とともに本日発売されたNegipeciaのシングル「Girl's Life」がオリコンデイリーチャートで4位を獲得したことを報告。ファンからの温かい拍手を受けて最後に全員で「Girl's Life」を歌うと、メンバーは手をつないで笑顔で退場。3都市を舞台にした「9 girls!」は大団円を迎えた。

またこのライブでは、Negipeciaのデジタルフォトブックが9月9日にリリースされることが発表された。「9 girls!」にちなみ900円という価格で販売されるこのフォトブックの詳細は、後日改めてアナウンスされる。

※記事初出時、セットリストに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。