「ディア・エヴァン・ハンセン」は、2016年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで上演されたミュージカル。本作は、第71回トニー賞でミュージカル作品賞、ミュージカル脚本賞、オリジナル楽曲賞ほか6部門に輝き、第60回グラミー賞や第45回エミー賞などを受賞した。
学校に友達がいないエヴァン・ハンセンは、唯一の家族である母親ハイディ・ハンセンにも心を開けずにいた。エヴァンは、社交不安障害の治療のため毎日自分宛ての手紙を書いていたが、ある日「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」から始まる手紙を、同級生のコナー・マーフィーに持ち去られてしまう。後日、校長室に呼び出されたエヴァンは、コナーの父ラリー・マーフィーと母シンシア・マーフィーから、コナーが自ら命を絶ったことを知らされる。コナーの両親は息子が持っていた手紙を見付け、コナーとエヴァンが親友だったと思い込み、エヴァンを夕食に招待。夕食の席でコナーの妹ゾーイ・マーフィーから疑いの目を向けられたエヴァンは、とっさにうそをついてしまい……。
東京ドリームパーク内の新劇場・EX THEATER ARIAKEのオープニングラインナップ第3弾として上演される日本版演出では、
東京公演のチケットは来春販売予定。小山、柿澤、吉沢のコメントは以下の通り。
小山ゆうなコメント
「ディア・エヴァン・ハンセン」初演時から10年、コロナ禍を経て、SNSと人間の関係・他者とどう繋がるかといった価値観も大きく変わってきました。
今上演するには、作品にどのように光をあてれば良いか、クリエイティブメンバーと打ち合わせを重ねています。
私自身ブロードウェイ初演時には、斬新な発想、素晴らしい楽曲・演者達、全てに衝撃を受け、日本での上演を楽しみにしていたので、お話をいただいた時は驚きすぎて言葉を失いました。
今台本に向き合い、作品の素晴らしさを改めて感じています。
日本のお客様の期待に応えられるようスタッフ・キャストともに、作品に最大の敬意を払いクリエイトしていきますので応援して頂ければ幸いです。
柿澤勇人コメント
ブロードウェイでこの「ディア・エヴァン・ハンセン」が開幕した直後、すぐに音源や英字台本を取り寄せました。
気付いたら貪るように今作品とエヴァンについて勉強をしていて、いつしか漠然と「この役やりたいなあ」と……。
普段、滅多に我を主張する方ではないのですが、まさか自分にそのチャンスが巡ってくるとは思っていませんでした。
そして一方的に大好きで且つファンである素敵なキャストの方々が集いました。
カンパニーと共に最高の作品になるよう、そして自身も少しでも作品に貢献できるよう、実は今年の初めからトレーニングを始めています。
先日誕生日を迎え38歳になったばかりですが(笑)、まだまだ悪あがきする所存でございます。
吉沢亮コメント
数年前、ブロードウェイで初めて観た時からずっと心の中に残り続けていた「ディア・エヴァン・ハンセン」。
どうしようもない絶望の中で、誰かが手を差し伸べてくれるのを期待してしまう。
SNSなどを通して世界と不確かな繋がりを持ちながら、常に孤独がまとわり付く現代を象徴する傑作だと思います。
精一杯やらせていただきます。
よろしくお願いします。
ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」
開催日程・会場
2026年7・8月
東京都 EX THEATER ARIAKE(東京ドリームパーク内)
2026年8・9月
愛知・大阪
スタッフ
翻訳・演出:
訳詞:
音楽監督・歌唱指導:
出演
エヴァン・ハンセン:
ハイディ・ハンセン:
ゾーイ・マーフィー:
コナー・マーフィー:
ジャレッド:
アラナ:
シンシア・マーフィー:
ラリー・マーフィー:
尾関晃輔 / 澤村亮 / 瀬崎宙乃 / 十川大希 /
Akiko A. @akikoalmanzar
キターー!!(゚∀゚*)
ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」日本版演出、上演決定!主演は柿澤勇人・吉沢亮(コメントあり) https://t.co/jnPGAaxguD