「流々転々 KOBE1942-1946」ビジュアル&山口茜のコメントが公開

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来年2月14・15日に兵庫・神戸文化ホール 中ホールにて上演される「流々転々 KOBE1942-1946」のビジュアルが公開された。

「流々転々 KOBE1942-1946」チラシ表

「流々転々 KOBE1942-1946」チラシ表 [拡大]

これは神戸文化ホールの開館50周年を記念したプロデュース公演の1プログラム。俳人・西東三鬼の短編集「神戸・続神戸」を原作に、サファリ・P / トリコ・Aの山口茜が上演台本を手がけ、カンパニーデラシネラの小野寺修二が演出を担う。出演者には鈴木浩介美弥るりかが名を連ねた。

またこのたび、山口のコメントも公開。山口は「人は疲れている時、あるいは誰かを待つ時、とりあえずその辺の座れそうな場所に腰掛けることがある。しばらくして疲れが和らいだら、あるいは誰かが来たら、立ち上がって目的の場所へと歩いていく。そこに居座ることは滅多にないだろう。今回の物語の舞台であるホテルはまさに『その辺の座れそうな場所』だった。この物語の登場人物たちは皆、とりあえずそこに座って、戦時下を生き延びようとした。しかし面白いのは、彼女ら、彼らもまた、『とりあえずその辺の座れそうな場所』であろうとしたことだ。みながみな、揃いも揃って自ら他者にとっての一時的な避難場所たらんとしたことに、私は人間の本来のあり方と神戸という土地の力を見る。戦争は、その色を濃くしただけのように感じるのである」とコメントした。チケットの一般前売りは10月31日にスタート。

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流々転々 KOBE1942-1946

開催日程・会場

2026年2月14日(土)・15日(日)
兵庫県 神戸文化ホール 中ホール

スタッフ

原作:西東三鬼(「神戸・続神戸」(新潮文庫))
上演台本:山口茜
演出:小野寺修二

出演

鈴木浩介 / 美弥るりか / 大西彩瑛 / 小倉笑 / 高阪勝之 / 中村るみ / 布目慶太 / 藤原大介 / まえかつと / 峯素子 / 村角ダイチ / 保井岳太 / 小野寺修二 / 岩佐夕佳 / 坂口麗美 / 髙倉向日葵 / 中山心結 / 松岡(初田)響子 / 村瀬瑠美

※U-25チケット、高校生以下・神戸割あり。

公演・舞台情報

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