A級MissingLink、OMS戯曲賞佳作受賞戯曲「限定解除、今は何も語れない」再演

A級MissingLink 第29回公演「限定解除、今は何も語れない」が、9月4日から7日まで大阪・ウイングフィールドで上演される。

「限定解除、今は何も語れない」は、A級MissingLinkの劇作・演出家の土橋淳志が東日本大震災の直後に執筆し、2012年に第19回OMS戯曲賞で佳作を受賞した作品。劇中では、当事者との距離を巡る、喪失と再生の物語が展開する。

翔平は、恋人の今日子と田舎に行った帰り、夜道に鹿が飛び出してきて事故に遭い、自分だけが生き残った。翔平の妹の奈津美は、そんな兄とどんなふうに暮らしていけばいいのか悩んでいる。一方、奈津美の恋人である斎藤のもとを鹿五郎と名乗る鹿が訪ねて来る。鹿五郎は、行方不明になっている鹿神様の魂を一緒に探してほしいと言うのだった。

出演者には、劇団員の松原一純、細見聡秀、馬場朱里に加え、谷屋俊輔、ヤマナカサヨコ、佐藤海斗、那波七歩が名を連ねた。上演時間は約1時間15分。なお、本公演は「ウイング再演大博覧會2025」参加作品となる。

A級MissingLink 第29回公演「限定解除、今は何も語れない」

2025年9月4日（木）〜7日（日）
大阪府 ウイングフィールド

スタッフ

作・演出：土橋淳志

出演

松原一純 / 細見聡秀 / 馬場朱里 / 谷屋俊輔 / ヤマナカサヨコ / 佐藤海斗 / 那波七歩

※U-30、学生チケットあり。