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本作は、「画狂人北斎」のタイトルで2017年にリーディング公演として初演され、その後も上演が重ねられてきた作品。今回は前作をリニューアルし、新たに「『新 画狂人北斎』-2025-」として作品が立ち上げられる。演出を
劇中では、北斎と耀蔵の対峙を軸にしたストーリーが展開。水野忠邦の天保の改革の下、目付や南町奉行という要職に就いた耀蔵は、絵師としてずっと憧れていた北斎に牙をむき始め……。上演に際し宮本は「何年、北斎にのめり込めば僕は気が済むのか? そしてついに、⻄岡徳馬氏の北斎に対抗すべく、今度は新たな実力派、寺⻄拓人らにもガツンと大暴れして頂きます。今時見ないエネルギーの塊の舞台『シン画狂人』、とくとご覧あれ!」と観客にメッセージを送る。
西岡は「再演とは言え、前回とはまた違った新解釈を含め、新しく共演者に好漢寺⻄拓人君を始め、魅力溢れる俳優陣を迎え、この新作『新、画狂人北斎』を高揚感たっぷりの気持ちで挑みます!」と語る。雛形は「北斎を愛し尊敬したお栄は、どんな人生を過ごしていたのか。またより深く掘り下げ、皆さまにお伝え出来ればと思います。絵を描く、この事だけに一生をかけた親子の生涯はまだまだミステリアスで魅力に溢れています。その人生をどれだけ表現する事が出来るのか、今から楽しみです」、また寺西は「今回、この作品に初めて参加させていただきますが、鳥居耀蔵という実在する人物の葛藤を、そして、自分の人生を全うしていく様を丁寧に表現できたら、と思います。とにかく楽しみです。劇場でお待ちしております」とコメントした。
公演は10月17日から22日まで東京・紀伊國屋ホール、28・29日に石川・北國新聞赤羽ホール、31日から11月3日まで大阪・サンケイホールブリーゼ、24日に大分・中津文化会館 大ホール、25日に熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館) 大ホール、27・28日に京都・京都劇場、29・30日に山口・下関市⺠会館 大ホールで行われる。宮本のコメント全文と、キャストからのメッセージは以下の通り。
宮本亞門 コメント
北斎!これほど命を削って己と向き合ったクリエーターが他にいるのか? 挑戦し続け、世間を騒がせ、なにを言われようとお構いなし。一切の執着もなく、体制に負けず反発し、自らを更新し続けた北斎。何年、北斎にのめり込めば僕は気が済むのか? そしてついに、⻄岡徳馬氏の北斎に対抗すべく、今度は新たな実力派、寺⻄拓人らにもガツンと大暴れして頂きます。今時見ないエネルギーの塊の舞台「シン画狂人」、とくとご覧あれ!
⻄岡德馬 コメント
「足りねぇ足りねぇ、七十にたなっても、まだ足りね、八十になって漸く、モノの中身が少しだけ見える様になったが、未だ足りねぇ、願わくは九十になったら、、、」
この葛飾北斎の言葉通り、未だ足りねぇもっと出来るぞと感じている我が俳優人生とダブらせつつ、手ぐすね引いて稽古を待ってます。
再演とは言え、前回とはまた違った新解釈を含め、新しく共演者に好漢寺⻄拓人君を始め、魅力溢れる俳優陣を迎え、この新作「新、画狂人北斎」を高揚感たっぷりの気持ちで挑みます!
雛形あきこ コメント
またお栄として北斎と共に生きることが出来るのを幸せに思います。
北斎を愛し尊敬したお栄は、どんな人生を過ごしていたのか。またより深く掘り下げ、皆さまにお伝え出来ればと思います。
絵を描く、この事だけに一生をかけた親子の生涯はまだまだミステリアスで魅力に溢れています。
その人生をどれだけ表現する事が出来るのか、今から楽しみです。
是非、「『新 画狂人北斎』-2025-」に足を運んでいただけたら嬉しいです。
寺⻄拓人 コメント
日本人なら誰もが知っている葛飾北斎。そんな葛飾北斎を、日本人なら誰もが知っている⻄岡德馬さんが演じ、日本人なら誰もが知っている宮本亞門さんが演出をするなんて、参加せずにはいられませんでした。今回、この作品に初めて参加させていただきますが、鳥居耀蔵という実在する人物の葛藤を、そして、自分の人生を全うしていく様を丁寧に表現できたら、と思います。とにかく楽しみです。劇場でお待ちしております。
廣瀬智紀 コメント
この度、「『新 画狂人北斎』-2025-」に出演させていただきます廣瀬智紀です。このようなご縁をいただけたことを大変嬉しく、光栄に思います。演出の宮本亞門さん、主演の⻄岡德馬さんをはじめ、このカンパニーの皆さんと濃厚な演劇時間を過ごせること、今からとても楽しみです。私自身もひとりの「狂人」となれるよう、芝居に愚直に、まだ見ぬ自分との出逢いを楽しみに稽古に勤しんでまいりたいと思います。楽しみに待っていただけたら幸いです。よろしくお願いします!
アイル・シオザキ コメント
時代を超えて愛される作品からは声が聞こえる「見ろ!」「聴け!」「届け!」と。筆に声に音に、舞に所作に剣筋に、時に叫び出したい切なさを、時に言い表せない歓喜を乗せ形に残す。そして今この時代に葛飾北斎たちの歩んだ時代の感情を表現するということに、僕は浪漫を感じずにはいられません。この作品から僕たちの声が聞こえ、何かが心に残る作品になるように心を燃やし、命懸けで海を渡るシーボルトのような強い気持ちで挑みます。
瀬尾タクヤ コメント
「画狂人」──一見すると聞き流してしまいそうな言葉ですが、改めて読むとすごい言葉だと思います。画に“狂う”人。私も俳優を始めた頃、芝居に狂いたいと思っていた時期がありました。でも41になった今、その意味すら、少し曖昧です。
今回は、⻄村屋与八と高井鴻山という、北斎に対して立場も関わり方もまったく異なる二役を演じます。商人として北斎の作品を売ろうとする与八と、精神的な理解者である鴻山。正反対の存在を通して、“画狂人”・北斎という人物の複雑さに少しでも迫り、その生き様の一端を皆さまに届けられたらと思っています。
花音 コメント
りん役を演じることになりました、花音です。元々浮世絵に興味があり、大学でも浮世絵を専攻していました。
今回、葛飾北斎の人生を表現した作品に関わることができて光栄です。素敵なキャストの皆様とご一緒できることが楽しみで、稽古が待ち遠しいです。皆様の熱量に負けぬよう、頑張ります。全国を回る公演ということで、各地の皆さんにこの作品を届けることができて嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
水谷あつし コメント
噂には聞いていたんですよ! 宮本亞門さん演出版「画狂人北斎」が新しく生まれ変わると。
⻄岡德馬さん演じる葛飾北斎VS鳥居耀蔵!! 完全なる時代劇版になると!!
初演から柳亭種彦を演じさせていただいていた私に出演のオファーが届いた時、新作を人事の様に感じていた私は固まりピリつきました。
わわわわわー!えらいこっちゃ。
きっとゼロからのスタートだと思います。脂ののりまくっている大先輩⻄岡德馬さん演じる北斎先生の胸を借り、がむしゃらに演じ様と心に決めたのでした。そんな私も気づけば還暦。脂よのれー!!
「新 画狂人北斎」-2025-
2025年10月17日(金)〜22日(水)
東京都 紀伊國屋ホール
2025年10月28日(火)・29日(水)
石川県 北國新聞赤羽ホール
2025年10月31日(金)〜11月3日(月・祝)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
2025年11月24日(月・振休)
大分県 中津文化会館 大ホール
2025年11月25日(火)
熊本県 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館) 大ホール
2025年11月27日(木)・28日(金)
京都府 京都劇場
2025年11月29日(土)・30日(日)
山口県 下関市⺠会館 大ホール
スタッフ
脚本:池谷雅生
演出:
出演
葛飾北斎:西岡德馬
お栄:
鳥居耀蔵:
時太郎:
シーボルト:アイル・シオザキ
⻄村屋与八・高井鴻山:
りん:
柳亭種彦:
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「『新 画狂人北斎』-2025-」に西岡德馬・ #寺西拓人 ら、演出の宮本亞門「とくとご覧あれ!」
「新 画狂人北斎」-2025-
10/17㈮-22㈬ 東京
10/28㈫-29㈬石川
10/31㈮-11/3㈪ 大阪
11/24㈪ 大分
11/25㈫ 熊本
11/27㈭-28㈮ 京都
11/29㈯-30㈰ 山口
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