「大場みなみの戯曲のお彼岸」が3月20日に東京・アプレ神楽坂スタジオで上演される。
本公演は、
大場は「いろいろな葛藤や逡巡、苦悩と共に生まれては立ち消えた、誰にも読まれず音になれなかった戯曲未満の原稿をすくい上げてみたいと思いました」「シリーズ化するのを目標にまずは初回、トライ&エラー&エラーで、きっとテンパっている春先のわたしを見に来ていただければ幸いです」、三浦は「ぼくの過去のボツ戯曲や、いまはもう封印した戯曲を託しました。演劇を始めた一年目の22歳に書いたものから、去年上演した『最高の家出』の初稿まで。大場さんに送るまえに自分でも久々に読み返してみようとおもったのだけど、1行目を読んだ時点から汗が止まらず、謎に叫びだしながらワケもわからず部屋の中をグルグル歩き回ってしまったので、結局ラストまで読み通すことができませんでした」とそれぞれコメントした。
大場みなみコメント
せっかく書かれたのに世に出ることのなかった戯曲を、掘り起こしてしまおうと思いつきで始まった企画です。演劇っていいですよね。最近やっとそう思えるんです。でも劇場の幕が上がるまで、その道のりは素敵なことばかりじゃないです。いろいろな葛藤や逡巡、苦悩と共に生まれては立ち消えた、誰にも読まれず音になれなかった戯曲未満の原稿をすくい上げてみたいと思いました。いや、むしろそんな存在の力を借りてわたしがすくい上げられたいのかもしれません。シリーズ化するのを目標にまずは初回、トライ&エラー&エラーで、きっとテンパっている春先のわたしを見に来ていただければ幸いです。企画に賛同してすぐさま動いてくれた皆さん本当にありがとう。これから関わってくれる皆さんも、本当にありがとうございます。お待ちしております。
三浦直之コメント
舞台上の大場さんは、どんな役を演じていても、いつも、あたりまえのようにそこにいる。舞台の上が特別な場所じゃなくて、私たちがいる「ここ」と繋がっているんだって当然のようにおもわせてくれる。舞台上で大場さんが歩き出すと、踏み出した先で光が待ってる気がしてくる。普段の大場さんは、楽しい方へ、面白い方へ向かって身体がずっと動いてる気がして、だから話していると、こっちも愉快な気分になってくる。そんな大場さんが始める企画なので、絶対、ご機嫌な方へと連れて行ってくれるはず。
ぼくの過去のボツ戯曲や、いまはもう封印した戯曲を託しました。演劇を始めた一年目の22歳に書いたものから、去年上演した「最高の家出」の初稿まで。大場さんに送るまえに自分でも久々に読み返してみようとおもったのだけど、1行目を読んだ時点から汗が止まらず、謎に叫びだしながらワケもわからず部屋の中をグルグル歩き回ってしまったので、結局ラストまで読み通すことができませんでした。そんな珠玉の戯曲たちを、きっと大場さんがなんとかしてくれる!
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大場みなみ @obami23
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