加藤健一事務所「黄昏の湖～On Golden Pond～」演出は西沢栄治

加藤健一事務所「黄昏の湖～On Golden Pond～」が、4月4日から13日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、4月19日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。

これは、映画「黄昏」の原作となるアーネスト・トンプソンの戯曲「On Golden Pond」を、西沢栄治の演出で立ち上げるもの。作中では、とある湖畔の別荘を舞台に、家族の物語が描かれる。出演者には、加藤健一、一柳みる、加藤忍、伊原農、尾崎右宗、澁谷凜音が名を連ねた。

上演に向け、加藤健一は「あの名優ヘンリー・フォンダと実娘のジェーン・フォンダが父娘役で共演し、名女優キャサリン・ヘプバーンも出演した『黄昏』という映画を覚えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか？ 父と娘の確執を取り扱った素晴らしい映画でしたね。夕日に映えて金色に輝く湖を、人生の黄昏時の輝きに例えた題名だと解釈していますが、今回の上演に際しては、もう少し原題のイメージを大切にしたいと思い『黄昏の湖』とさせていただきました。きっと心の良薬となるような素敵な舞台になると信じています。年度初めで何かとお忙しい時期だとは思いますが、是非劇場まで足をお運びいただきたくお願い申し上げます」とコメントしている。

なお、4月4日公演の終演後には初日限定のミニイベント、13日14:00開演回には、目の不自由な観客に向けた舞台装置の説明会が行われる。詳細は公式サイトを確認しよう。