かるがも団地が描く“悪いことをしてしまった人”の物語「逆光が聞こえる」

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かるがも団地 第10回本公演「逆光が聞こえる」が、4月24日から27日まで東京・新宿シアタートップスで上演される。

かるがも団地 第10回本公演「逆光が聞こえる」チラシ表

かるがも団地 第10回本公演「逆光が聞こえる」チラシ表

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作・演出を藤田恭輔が手がける本作では、“悪いことをしてしまった人”の物語が展開する。若くして成功を収めつつある脚本・演出家の不破はある日、旧友の仙田と再会する。学生時代、明るいキャラクターで人気者だった仙田は、10年の時を経て精神的に疲弊していた。貯金が底をついた仙田は犯罪行為に走り、前科が付いていて……。出演者には板場充樹、北原州真、武田紗保、百瀬葉、北川雅、小澤南穂子、宮野風紗音、内田倭史が名を連ねた。

上演に際し藤田は「その振る舞いを、肯定することも擁護することも難しい、だけど確実に世の中にいる人のこと。生きている限り、いつだって私も、彼らのようになり得る可能性を抱えていること。一筋縄ではいかないそんなことをぐるぐると考えながら、他者やその先に広がる社会に対峙し、かるがも団地なりの“悲喜劇”をお届けします。この時間が絶望だけに満ちたものにはしたくない、そんな願いも込めての“悲喜劇”です。悲惨で滑稽な彼らの生き様を、目撃しにきてください」とコメントしている。

なお公演終了後には配信が行われる。詳細は公式サイトで確認しよう。

藤田恭輔コメント

はじめまして。またはご無沙汰しています。

あるいは、いつもありがとうございます。

かるがも団地ではこれまで主に、

不器用ながらも懸命に生きる市井の人々の生き様を、

時におかしく時にまっすぐに描いてきました(つもり)。

今回はそこから外れ、これまで描いてこなかった「悪いことをしてしまった人」の話です。

その振る舞いを、肯定することも擁護することも難しい、だけど確実に世の中にいる人のこと。

生きている限り、いつだって私も、彼らのようになり得る可能性を抱えていること。

一筋縄ではいかないそんなことをぐるぐると考えながら、

他者やその先に広がる社会に対峙し、かるがも団地なりの“悲喜劇”をお届けします。

この時間が絶望だけに満ちたものにはしたくない、そんな願いも込めての“悲喜劇”です。

悲惨で滑稽な彼らの生き様を、目撃しにきてください。

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かるがも団地 第10回本公演「逆光が聞こえる」

2025年4月24日(木)〜27日(日)
東京都 新宿シアタートップス

スタッフ

作・演出:藤田恭輔

出演

板場充樹 / 北原州真 / 武田紗保 / 百瀬葉 / 北川雅 / 小澤南穂子 / 宮野風紗音 / 内田倭史

※学生、高校生以下チケットあり。

公演・舞台情報
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かるがも団地 @karugamodanchi

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