2021年に大森がソロでリリースした「メメント・モリ」は、大森の“死生観”が反映された楽曲。同年には、大森が文、同曲のリリックビデオを手がけたイラストレーター・大谷たらふが絵を担当する絵本が発売された。今回上演されるのは、音楽と映像を交えた朗読劇。
大森は「表現がさまざまな形に変わり、また届いていく、作家として本望です」、上白石は「リスペクトを込めて大切に務めさせていただきます」とコメントした。
チケットの一般販売は12月7日10:00にスタート。
大森元貴コメント
メメント・モリという楽曲は、僕にとって自分を抱きしめてあげるための大切な存在です。
死の先は未知数であり、また、今生きている ということを常に大切に思うことも簡単なことではありません。
出会いと別れが人生にはあり、そんなことに疲弊する日もあります。
そして自分もこの世界とお別れする日がいつか来ます。
難しいことはよくわからないけど、死というものが別れなのかはじまりなのか、漠然とした恐怖や不安ではなく、なにか温かいものとして感じられるといいなと思い、生まれ、そして絵本になりました。
たくさんの方に愛していただいた、そのお話がこの度「朗読劇」になります。
表現がさまざまな形に変わり、また届いていく、作家として本望です。
この方なら間違いないであろうという、上白石萌音さんにお願いできる運びとなりました。
彼女の「言葉」というものに対する真摯な姿勢にメメント・モリをお任せできると確信しております。
こどもも大人も読める絵本を、そしてその世界観がさらなる広がりを見せた朗読劇を、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
大谷たらふコメント
朗読劇化決定おめでとうございます!
「メメント・モリ」絵本の絵が描けたことはずっと私の宝物です。
大切な人が傍にいる人にもいない人にも光になるような、世代を越えて語り合える作品だと思います。
楽曲と絵本と舞台ではきっと違う時間の流れ方を感じられるはずですし、
この舞台を通して時間を越えて再び大切な人と繋がり直すような体験ができたら嬉しいです。
どんな朗読劇になるのかとても楽しみです!
上白石萌音コメント
はじめて楽曲を聴いた時、寂しさや不安が温かく包まれ、最後の一文に心臓を掴まれました。その感覚が作品を読み込むほどに強まっています。
深い思慮と感性で紡がれた言葉と音、それと同じ体温で息をしているような絵。
原作が持つやさしい余白はそのままに、行間を豊かに膨らませた脚本がとても素敵です。音楽と合わさることでどう色づくのか今から楽しみです。
“ボク”の新しい出発に立ち会えることをとても幸せに思います。
リスペクトを込めて大切に務めさせていただきます!
朗読劇「メメント・モリ」
2024年12月14日(土)・15日(日)
埼玉県 ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールA
スタッフ
原案:楽曲「メメント・モリ」作詞・作曲:大森元貴
原作:絵本「メメント・モリ」文:大森元貴 絵:大谷たらふ
脚本・演出:
音楽監督:大嶋吾郎
出演
演奏:大嶋吾郎 / 栗山梢
※親子ペア席あり。
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Rishita Singh @DeshiDesigner
@stage_natalie 「メメント・モリ」の朗読劇、上白石萌音さんが出演するのですね!大森元貴さんの絵本がどのように舞台で表現されるのか、とても楽しみです。