優子はずっと家から出ていない…劇団癖者の10周年記念公演「やさしい夜のはなし」

劇団癖者10周年記念公演「やさしい夜のはなし」が、12月19日から22日まで東京・劇場MOMOで上演される。

これは、下城麻菜が主宰する劇団癖者の10周年を記念して行われる公演。下城が作・演出を手がける本作では、“やさしさ”をテーマにした物語が展開する。優子はずっと家から出ていない。最初は明確な目的があって家から出ていなかったが、1カ月を過ぎた頃から自分でも閉じこもっている理由がわからなくなっていた。さらに3カ月が過ぎ、優子を心配した友人たちが続々と訪ねてくるが……。

下城は「毎度、鼻息荒く必死に取り組んできた私の劇団癖者がついに10周年となりました。私の中途半端人生において今後これ以上長く続くものは出てこない気がします。わたし1人の劇団ですが、1人でこなせることなんてなくて沢山のやさしいスタッフ、キャスト、そしてお客さんに支えられて迎えることが出来ました」と感慨に浸り、「今作の『やさしい夜のはなし』はやさしい人に支えられた私がやさしい人になりたいなと思いながらかきました。今回もとにかくやさしい人が沢山集まってくれたので、怒られせないように頑張ろうとおもいます」とコメントした。

なお12月21日18:00開演回、22日13:00開演回では終演後にミニライブが開催される。