「
これは、ヒラタオフィスと
高校の屋上から飛び降りた女子生徒と、下で巻き添えとなった女子生徒が、意識不明の状態で病院に運ばれた。生徒、教師、親のそれぞれの目線で事故前後の日々がひも解かれるうち、事故の真相が明らかになり……。今回公開されたビジュアルには、学校の屋上で寄り添い合う2人の女子高校生(伊藤、谷藤)の姿が収められた。
タカイは「だれかの黒い部分を見つけて、さもすべてが真っ黒であるかのように断罪する昨今に気が滅入ります。生きやすさをもたらすはずの『多様性』という言葉が、分断を生む要因になりつつあります。もっと自由で、もっと曖昧で、もっとぐちゃぐちゃでいいのに、と感じることが最近多いです。さまざまな属性を持って生まれてきた1人の人間として、この世界の『境界線』について考えたいと思います」と語った。
本公演では、毎ステージの終演後に15分程度のアフターイベントが行われる予定。チケットの一般販売は9月15日10:00にスタート。
タカイアキフミ コメント
だれかの黒い部分を見つけて、さもすべてが真っ黒であるかのように断罪する昨今に気が滅入ります。生きやすさをもたらすはずの「多様性」という言葉が、分断を生む要因になりつつあります。もっと自由で、もっと曖昧で、もっとぐちゃぐちゃでいいのに、と感じることが最近多いです。さまざまな属性を持って生まれてきた1人の人間として、この世界の「境界線」について考えたいと思います。
伊藤歌歩 コメント
「境界線」。みんなにとってこの言葉のイメージはどんなだろう。わたしにとって“境界線”は“区別”というより、安全に生きていくための“区分け”。生きていくには、どうしても他者との関わりがあって、そういう意味で独りで生きていくのは無理で。だから、どうしても、ひとと比べてしまったりして。でも、思っているよりも、世界はもっとどうでもいいし、思っているよりも、ひとはひとを思いあっている。もっと、どうでもいい世界になりますように。そう願って。
谷藤海咲 コメント
今回、この作品のテーマは私自身の挑戦でもあり自分自身と向き合うきっかけになる、そんな予感がしています。自分と向き合うことは怖いと感じることも多いですがどんな自分と出会えるのだろうととても楽しみでもあります。そして何より素敵な座組でこの作品を演じられる事を、それを待っていてくださるファンの方に見てもらえることすごく嬉しいです。全身全霊挑ませていただきます。よろしくお願いします。
川嶋由莉 コメント
タカイさんをはじめ、キャストの皆様が本当に面白くて素敵な方々で、まだ少しお話しただけですが既にかなり刺激をもらっています。個性豊かな皆様と一緒に稽古場で何を考え、どんなものが作り出されるのかとても楽しみです。
おくだかずな コメント
このテーマは、無くなることのない社会問題の一つだと思います。そんな作品に携わらせて頂けることを有難く思う反面、とても覚悟が要ります。変わらない事実と確かにそこにあった真実。色んな目線から一つの事象に対して向き合い、その先に見える景色を、俳優としてだけではなくヒトとして、大切に生きていきたいです。
高橋里恩 コメント
其々が培ってきた個性があるなかで、共感性だとかあの人は良くて私は駄目だとか。外に目を向け途方に暮れて夢想に耽り、生きている意味など考えている。諦められるまで考え、悩み続けた先の世界がある。希望を持って考え抜ける力を授けて卒業させたい。3年間はすぐだから向き合いたい。そんな先生がいても良い。
山田キヌヲ コメント
ブロック塀に登るのが好きだった。よく叱られた。人が大地に杭を打ち戦争が始まった…どこかで聞いたような話である。人間も動物も家族や己を守るため縄張り争いを繰り返す。私はと言えば守ることも越えることもしたくはない。そもそも私は喧嘩が弱い。「危ないから降りなさい」と何度叱られようがブロック塀の上からこの世界を眺めて生きていきたいと願っている。
ヒラタオフィス+TAAC「not only you but also me」
2024年10月18日(金)~2024年10月27日(日)
東京都 劇場MOMO
スタッフ
作・演出:
出演
※高橋里恩の「高」ははしご高が正式表記。
※U-18チケットあり。
きゅーと @kiss_beekyuto
ヒラタオフィス+TAACの第1弾に伊藤歌歩・谷藤海咲ら、タカイアキフミ「“境界線”について考えたい」(コメントあり)
ステージナタリーに海咲のコメント掲載されてます!#谷藤海咲
https://t.co/Wy8EV6hzYG