誰の選択肢も理不尽に奪うことなく過ごしていたい、TeXi's「ファジー『ours』」スタート

TeXi's「ファジー『ours』」が、昨日8月21日に神奈川・STスポットで開幕した。

これは、TeXi'sが男女二元論が生み出す“加害性”について、1年を通して考えるプロジェクト「ファジー」の第2弾。前作では、男性が背負う加害性を描き、今回は女性も背負う加害性が描かれる。

脚本・演出を手がけるテヅカアヤノは「今すぐに変わらない現状にどのように立ち向かっていくのかを考えながら過ごしました。今は、無事に上演ができることの奇跡について考えています。他者に、この身体の選択肢を誰もが奪われずに過ごせることを願います。誰の選択肢も理不尽に奪うことなく過ごしていたいです。舞台上に生きる俳優たちをぜひ観に来てください」とコメントした。

公演は8月25日まで。なお各回の終演後には、クリエーションメンバーと観客によるトークセッションが行われる。