日越外交関係樹立50周年のオペラ「アニオー姫」が特別音楽朗読劇に、プレミアム上映会も

昨年、日越外交関係樹立50周年を記念して制作され、ベトナム・ハノイと東京で上演されたオペラ「アニオー姫」が、特別音楽朗読劇として立ち上げられ、さらにプレミアム上映会が開催される。

今回は、「ベトナムフェスタ in 神奈川2024」の連携イベントとなる。特別音楽朗読劇では、アニオー姫役をダオ・トー・ロアン、荒木宗太郎役を山本耕平が続投。ひびのこづえが手がけた衣裳を身に着けて登場し、物語に沿ってアリア曲やデュエット曲を披露する。さらに、ステージ上には大型LEDが設置され、オペラの舞台装飾さながらの映像でシーンを演出する。なお、オペラ歌手で俳優、本作の台本を手がける大山大輔が朗読を担当する。プレミアム上映会では、昨年11月4日に行われた日本プレミア公演の模様が、上映用に特別編集されたフルバージョンで公開される。

公演は9月6日に神奈川・神奈川県民ホール 小ホールにて。チケットの一般販売は明日8月16日にスタート。なお、7月20日に予定されていたものの、ベトナム共産党グエン・フー・チョン書記長の死去により延期されていた特別音楽朗読劇のハノイ公演は、9月18日にベトナム・ベトナム青年劇場で開催が決定した。同公演では、アニオー姫役をファム・カイン・ゴック、荒木宗太郎役を小堀勇介が演じる。