ハイドロブラスト「ケアと演技」“多孔的”な場所・YAU CENTERで開幕

「ハイドロブラスト『ケアと演技』」が、本日5月31日に東京・YAU CENTERで開幕した。

これは、竹中香子が実父の介護と死、"ケア”との出会いといった自身の実体験を元に、作・演出を手がける作品。作中では、“演技”と“ケア”の交差点を巡るパフォーマンスが展開し、竹中と太田信吾が出演する。

開幕に際し、竹中は「この作品は、あえて俳優を脆弱な状態にもっていくために、劇場空間で起こることすべてを、あることにするというチャレンジを行っています。ケアをする側 / される側、作品を観る側／観られる側という境界を突破するために、YAU CENTERという『多孔的』な場所を選びました。毎パフォーマンス全く違うものが現れるんだろうなという予感で非常に楽しみです」とコメントした。

上演時間は約1時間10分で、公演は6月2日まで。