「ケアと演技」開幕、竹中香子「これは私たちの小さな小さなレジスタンス」

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「クロスプレイ東松山」ハイドロブラスト「ケアと演技」が本日4月12に埼玉・デイサービス楽らくにて開幕する。

「クロスプレイ東松山」ハイドロブラスト「ケアと演技」より。(撮影:加藤甫)

「クロスプレイ東松山」ハイドロブラスト「ケアと演技」より。(撮影:加藤甫)

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「クロスプレイ東松山」ハイドロブラスト「ケアと演技」より。(撮影:加藤甫)

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昨年初演された「ケアと演技」は、竹中香子が実父の介護と死、"ケア”との出会いといった自身の実体験を元に、作・演出を手がける作品。作中では、“演技”と“ケア”の交差点を巡るパフォーマンスが展開し、竹中と太田信吾が出演する。

「クロスプレイ東松山」ハイドロブラスト「ケアと演技」より。(撮影:加藤甫)

「クロスプレイ東松山」ハイドロブラスト「ケアと演技」より。(撮影:加藤甫)[拡大]

開幕に際し竹中は「3月29日のデイサービス楽らく職員限定公演で、職員さんたちがそれぞれに、自身のケアについての経験や想いを、ぽつりぽつりと言葉にしてくれていた姿を思い出す。世界中のあちこちで争いと断絶が起きている今、『ケア』について語ることは、私たちの小さな小さなレジスタンス(抵抗)なのだと、私は確信した。フランス語で、résistance(レジスタンス)という言葉は、芸術と抵抗が結びつく象徴でもある。それは、第二次世界大戦中のナチス占領下で、多くのアーティストたちが創作を通じて、権力と暴力に抗い続けた歴史があるからだ。『ケアと演技』は、決して政治的な作品ではありません。けれど、世界で起きているすべての争いに対する、ひとつのレジスタンスの形として、自信をもってこの作品を上演します」とコメントした。

公演は明日4月13日まで。

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「クロスプレイ東松山」ハイドロブラスト「ケアと演技」

2025年4月12日(土)・13日(日)
埼玉県 デイサービス楽らく

スタッフ

作・演出:竹中香子

出演

太田信吾 / 竹中香子

公演・舞台情報

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