昨年初演された「ケアと演技」は、
開幕に際し竹中は「3月29日のデイサービス楽らく職員限定公演で、職員さんたちがそれぞれに、自身のケアについての経験や想いを、ぽつりぽつりと言葉にしてくれていた姿を思い出す。世界中のあちこちで争いと断絶が起きている今、『ケア』について語ることは、私たちの小さな小さなレジスタンス(抵抗)なのだと、私は確信した。フランス語で、résistance(レジスタンス)という言葉は、芸術と抵抗が結びつく象徴でもある。それは、第二次世界大戦中のナチス占領下で、多くのアーティストたちが創作を通じて、権力と暴力に抗い続けた歴史があるからだ。『ケアと演技』は、決して政治的な作品ではありません。けれど、世界で起きているすべての争いに対する、ひとつのレジスタンスの形として、自信をもってこの作品を上演します」とコメントした。
公演は明日4月13日まで。
「クロスプレイ東松山」ハイドロブラスト「ケアと演技」
2025年4月12日(土)・13日(日)
埼玉県 デイサービス楽らく
スタッフ
作・演出:
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ステージナタリー @stage_natalie
「ケアと演技」開幕、竹中香子「これは私たちの小さな小さなレジスタンス」(舞台写真 / コメントあり)
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