昨年初演された「ケアと演技」は、
今回は、高齢者福祉施設・デイサービス楽らくにアーティストが滞在・宿泊するアーティストインレジデンスプログラム「クロスプレイ東松山」のプログラムとして本作が上演される。
上演に向けて竹中は「私はフランスの公共劇場を中心に俳優として数多くの作品に関わってきましたが、ある時、劇場にきてもらうのではなく、自分から動かなければ出会えない観客層がいることを痛感しました。演劇界の 外に出てみようと、昨年度参加した『クロスプレイ東松山』で、介護士さんや利用者さんと過ごした時間は、「私たちは同じものをみて、違うことを感じている」という至極当たり前のことに対する葛藤と戸惑いの連続でした。何に価値を感じ、何に希少性を感じるのか。その背景に潜む断絶と向き合い、『違い』を恐れるのではなく、歓迎したい。今回は、作品と一緒にデイサービス楽らくに帰ります。平日はたくさんの利用者さんで賑わう福祉施設が『劇場』になる日をぜひ見届けにきてください」とコメントした。
チケットの一般前売りは3月1日12:00にスタート。
※初出時、見出しと本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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ハイドロブラスト「ケアと演技」が埼玉の高齢者福祉施設で公演(コメントあり)
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