劇団えのぐとわたあめ工場の合同企画“えのぐ工場”で2つの味わい

「劇団えのぐ わたあめ工場 合同企画 えのぐ工場『それは不透明に繋がって～現実は空想よりも奇なり』『それは不透明に繋がって～Shangri-la Notes』」が5月30日から6月2日まで東京・東京都 シアターグリーン BOX in BOX THEATERにて上演される。

これは劇団えのぐとわたあめ工場による合同企画。メインストーリーを軸に、途中で2つのサイドストーリーに分岐し、ラストはメインストーリーに帰ってくる構成となる。

メイン・ラストストーリーとなるのは、劇団えのぐの佐伯さやかが作・演出を手がける「それは不透明に繋がって」。本作では付き合って9年目の麻生かすみと藤真翔太を巡る物語が展開する。仕事の都合でアメリカと日本の遠距離恋愛が続いている2人だが、9年目の記念日、かすみがサプライズ帰国して……。

劇団えのぐの松下勇が作・演出を手がける「現実は空想よりも奇なり」は、日本各地の穴場を紹介する旅行雑誌「タビモク」編集部を舞台にした物語。自然豊かで魅力あふれる島・麟麗島を紹介する号を刷ろうとしたその時、島の住民たちが編集部に押しかけてきた。

わたあめ工場の小野寺真美が作・演出を手がける「Shangri-la Notes」は、新型VR機器として開発されたエンターのシステムを使った本格MMORPGのこと。サービス終了を目前に、ゲーム内では最後のビッグイベントが行われようとしていた。

サイドストーリーは日替わりで、千秋楽の2日は「現実は空想よりも奇なり」と「Shangri-la Notes」が両サイドで同時上演されるSP回となる。